「粗大ゴミ回収隊」が調査――防災グッズの不要品化が問題に、適切な備蓄管理が必要

株式会社PRIMEが運営する「粗大ゴミ回収隊」が、防災グッズを所有する全国の男女500名に対して「不要品化してしまった防災用品とその対処法」に関するアンケート調査を実施しました。

【調査概要】

調査方法:インターネット調査
調査対象:防災グッズ所有者の全国の男女
調査人数:500名
調査期間:2025年11月
調査実施:株式会社 PRIME(自社調査)
詳細URL: https://sodaigomi-kaishutai.com/corp/

【災害グッズの現状と課題】

本調査結果から、「非常食」や「飲料水・備蓄水」、「乾電池・モバイルバッテリー」など、「災害時に真っ先に必要となるもの」の多くが、所有者たちによって放置され、使用不能の状態になっていることが明らかになりました。
さらに、「2年以上点検していない」と回答した人々が全体の約2割を占め、そのために備蓄品が古くなってしまっていることが判明しました。

【防災用品の管理問題】

防災用品が不要品化する主な理由として最も多かったのは「中身を定期的に確認していない」で、これが備蓄品の管理が不十分であることを示しています。
防災用品の処分方法として主流なのは「自治体のルールに従って処分する」だという結果が出ましたが、「処分方法がわからない」、「どこに保管したか忘れた」という問題があることも明豦になりました。

【冬の災害への対策強化が求められる】

冬場の災害リスクが高まる季節に、この調査の結果は防災グッズの適切な管理と必要な再備蓄の重要性を浮き彫りにしています。また、最も恐れられている冬の災害は「停電」で、これは防災用品の存在が特に求められる結果となっています。

【まとめ】

私たちが防災用品を適切に管理・点検し、必要に応じて買い替えることで、「備えたつもりが、いざという時に使えない」という事態を防ぐことが可能です。これは全国の防災グッズ所有者にとって重要な指摘であり、粗大ゴミ回収隊はこれからもこのような調査を通じて、防災意識の向上に貢献し続けることでしょう。

【関連リンク】

https://sodaigomi-kaishutai.com/corp/

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