訪問看護分野で国内初!ISO9001団体認証を取得し、業界全体の品質向上へ

日本介護品質管理協会(JCQM-A)は、訪問看護分野において国内初となるISO9001団体認証の取得を実現しました。この取り組みは、株式会社介護コネクティブ、株式会社ジェネラス、株式会社FOOTAGEの3社が運営主体となり、6社18事業所が統一された品質マネジメント体制のもと認証を取得したものです。

訪問看護業界が抱える課題と品質管理の重要性

訪問看護業界では、品質のばらつき、人財不足、不正請求問題などが顕在化しています。これらの課題の本質は、制度や現場だけでなく、経営の視座のばらつきにあると考えられてきました。日本介護品質管理協会(JCQM-A)は、法令遵守と品質管理を軸とした団体運営を通じて、業界全体の底上げを目指してきました。

国内初!ISO9001団体認証取得の取り組み

本プロジェクトは、日本介護品質管理協会(JCQM-A)が掲げる「法令遵守」「適正な品質管理による事業存続」「各会員企業の理念の尊重と体現」という基本方針に基づいています。ISO9001に準拠した品質基準の統一、定期的な内部監査・外部監査の実施、事業所間の相互内部監査、内部監査員の育成などを通じて、単なる個社最適ではなく、団体として品質を担保するモデルを構築しました。

ISO9001とは、訪問看護の品質をどう変えるか

ISO9001は、品質マネジメントシステムに関する国際規格です。訪問看護の現場では、経験や個人の能力に依存しやすいという課題がありますが、ISO9001を導入することで、業務の標準化、教育体制の整備、継続的な改善サイクルの確立が可能となり、再現性のある高品質なサービス提供を実現することができます。

団体認証モデルの特徴と業界への意義

「訪問看護×ISO9001団体認証」は、団体単位での品質保証モデルを確立した国内初の試みです。6社18事業所が参画し、面的に品質を担保することで業界全体の底上げを実現しました。株式会社介護コネクティブ、株式会社ジェネラス、株式会社FOOTAGEの3社が主導し、実務・運営・品質の知見を統合。さらに、相互内部監査による品質向上モデルは、各事業所が他社の内部監査を実施することで、客観的な視点での評価と改善を促進し、単独では実現できないスピードでの品質向上を可能にしました。この認証は、単なる品質認証にとどまらず、業界構造そのものを変える取り組みと言えます。

第2期プロジェクトと今後の展望

2025年12月の認証取得にとどまらず、2026年4月より第2期プロジェクトが開始されます。第2期では、新たに3事業所がISO9001団体認証の取得を目指し、さらなる品質向上とモデルの横展開を推進していきます。将来的には、このモデルを全国へ展開し、訪問看護の品質基準の確立、介護業界全体の底上げ、そして一般企業水準への進化を目指します。

まとめ

日本介護品質管理協会(JCQM-A)による国内初となる訪問看護分野でのISO9001団体認証取得は、業界全体の品質向上と持続的な発展を目指す重要な一歩です。6社18事業所が連携し、統一された品質マネジメント体制を構築することで、訪問看護サービスの質の標準化と向上を実現しました。

関連リンク

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