三承工業、初のESGレポートを公開:社会課題解決と持続的成長のストーリーを可視化

三承工業が、自社の環境・社会・ガバナンスに関する取り組みと、社会課題解決を通じた持続的成長のストーリーをまとめた「ESGレポート」を初めて公開しました。

概要

三承工業は、自社のESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みと、社会課題解決を通じた持続的成長のストーリーをまとめた「ESGレポート」を初めて公開しました。本レポートは、ジャパンSDGsアワード受賞企業としての実践を“見える化”し、社会性と経済性の両立に向けた経営の実態を整理したものです。現在、有識者からのレビューを受け、フィードバックを基にした「改訂版」の年内発行を目指しています。

ESGレポート発行の背景とハイライト

2050年を見据えた長期ビジョンと「ビジネスを通した社会課題解決と価値創造」というミッションのもと、SDGsのその先(Beyond SDGs)の世界を展望した経営を推進する三承工業。本レポートでは、主に以下の実践をまとめています。

1. 人的資本・健康経営を基盤とした社会(S)への取り組み
パートナー企業とのネットワーク構築や独自の「社会性スコア」算出など、人的資本への投資を企業価値を支える経営基盤として位置付けています。

2. 社会課題解決を経済性へ接続するビジネスモデル
防災・レジリエンス、建築ストックの長寿命化、地域雇用・人材育成といった社会課題に対し、自社の事業モデルを適応させ、社会的価値と経済的価値を両立するモデルを構築しています。環境(E)へのアプローチとして、SDGs・エシカルショップ「SUNDAYs GOOD」の事例も紹介しています。

3. 組織崩壊の危機を乗り越えたガバナンス(G)の歩み
過去の組織風土の危機から会社を立て直した実績を背景に、透明性の高い経営体制構築に向けた思想と、強靭な組織づくりのプロセスを記載しています。

今後の展望:有識者レビューを踏まえた「改訂版」への進化

本レポートの策定にあたり、間宮淑夫氏(前内閣官房参与)、古井祐司氏(東京大学未来ビジョン研究センター特任教授)、川久保俊氏(慶應義塾大学理工学部准教授)ほか、金融機関、学識経験者から評価と提言を得ています。今後はこれらの所見を踏まえ、以下の点を補強した「改訂版」を作成・公表する予定です。

・【最優先課題】マテリアリティ(重要課題)の特定と明示
活動状況の報告にとどまらず、最も重視する課題とその解決策、収益性・持続性との関係性を明確に示します。

・各種KPIの拡充とPDCAプロセスの可視化
環境(E)やガバナンス(G)に関する定量データの拡充、人的資本投資による成果とその効果検証プロセスを明示します。

・将来を見据えた新たな環境視点の検討
中長期的な環境課題についても、将来のビジョンとして段階的に検討を進めます。また、同様の取り組みを推進しようとする地域の中小企業向けに、ESGレポート作成支援にも取り組みます。

まとめ

三承工業は、初めて公開したESGレポートを通じて、社会課題解決と経済成長の両立を目指す経営の実践を共有しました。今後は有識者の提言を反映した改訂版の発行や、地域企業への支援を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。

関連リンク

https://www.sunshow.jp/pdf/esg_0217.pdf

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