
双日テックイノベーションが、一般財団法人建材試験センターの工事材料試験基幹システム「CON-PAS」にCX改善プラットフォーム「UX Canvas」を導入し、利用者の利便性向上と問い合わせ削減を目指します。
概要
双日テックイノベーション株式会社は、一般財団法人建材試験センターが提供する工事材料試験基幹システム「CON-PAS」において、2026年4月にCX改善プラットフォーム「UX Canvas」を導入しました。これにより、利用者が円滑に手続きを完了できる環境を整備し、操作方法に関する問い合わせや個別サポートの削減、利用開始時の手続き負担軽減を支援します。
キャンペーン概要:UX Canvas導入によるCON-PASのCX改善
導入時期:2026年4月
対象システム:工事材料試験基幹システム「CON-PAS」
背景と課題
社会のデジタル化が進む一方で、デジタル化への適応に困難を感じる層への配慮が課題となっています。建材試験センターでは、工事材料試験に関する申し込みや各種手続きのデジタル化を目的として基幹システム「CON-PAS」を開発・運用していますが、利用者が操作手順を把握しにくい、マニュアルの情報にたどり着きにくい、手続きの判断に迷いやすいといった顧客側の課題がありました。また、センター側では、限られた体制で問い合わせ対応に工数を要し、システムへの注記や補足情報の反映が難しい状況がありました。これらの課題に対し、システムの操作性および利便性の向上、すなわち顧客体験(CX)の改善が重要なテーマとなっていました。
UX Canvasとは
「UX Canvas」は、業務システムの画面上にガイドや補足情報を表示し、利用者の操作理解を支援するCX改善プラットフォームです。主な特長は以下の3点です。
(1) 業務現場のビジネスユーザーが、デジタルツールを直感的に操作できる環境を実現
(2) 情報システム部門やサービスオーナーが、UI/UX改善のPDCAサイクルを一元的に実行できる環境
(3) 必要な機能から段階的に導入できる、スモールスタートに対応した柔軟な設計
期待される効果
本取り組みは、業務の効率化や作業ミスの抑制を通じて顧客満足度の向上を図るとともに、利用者の操作負荷を低減し、円滑な利用定着を支援します。「CON-PAS」は、特定の担当者や経験に依存せず、誰もが利用しやすい業務基盤へと進化することが期待されます。具体的には、利用者が迷うことなく手続きを完了できる環境の実現、利用者自身が状況を把握し過度なサポートに頼らず手続きを進められる状態の実現、利用者の操作負荷を抑えた分かりやすいシステム設計の実現などが期待されています。
一般財団法人建材試験センターからのコメント
工事材料試験ユニット 工事材料試験所 企画管理課 主幹の若林和義氏は、「お客様が迷わず操作できる仕組みづくりは当センターにとって重要なテーマであり、本取り組みはその実現に向けた第一歩」と述べ、今後も業務効率化と顧客満足度の向上に取り組んでいく意向を示しました。
今後の展望
双日テックイノベーションと建材試験センターは、今後も「CON-PAS」の利用状況や現場の声を踏まえ、ガイド内容や対象業務の拡大を検討していきます。双日テックイノベーションは、本事例で得た知見を活かし、社内外の業務システムにおけるオンボーディング支援と業務プロセスの高度化に一層取り組んでいきます。