
東京工芸大学が、工学分野を目指す高校生を対象とした実学となるテクノロジーの専門講座「生成AI活用講座」を2026年8月3日・4日の2日間、厚木キャンパスで開講します。
概要
東京工芸大学は、生成AIの利用が加速する現代において、AI時代に必要な技術スキルと倫理的思考を早期に身につける機会を提供することを目的に、高校生を対象とした「生成AI活用講座」を開講します。本講座は、生成AIに作業を丸投げするのではなく、出力結果を自分で考え検証しながら安全な使い方を学ぶことで、学習や将来に生かせる実践的なスキルを習得することを目指します。文系・理系を問わず、専門知識不要で参加でき、参加費は無料です。
講座概要
開催期間:2026年8月3日(月)・4日(火) 10:00~16:00(途中休憩あり)
参加対象:高校1~3年生(文系・理系問わず、専門知識不要)
参加費:無料
各回定員:140名(先着順)
講師:大嶋 正人 教授
会場:東京工芸大学厚木キャンパス(PC演習室)
見学参加:保護者・教育関係者に限り可能(事前申込制)
講座申込受付:6月下旬頃受付開始予定
AI時代に求められる実践的スキルを習得
本講座では、参加者一人ひとりに本講座用のGoogleアカウントを発行し、Googleの教育向け生成AI「Gemini」を活用します。座学やミニワークを通じて、生成AIから的確な回答を引き出すプロンプトの作成方法や、テキストから画像を生成する体験などを実践します。生成AIの出力結果を自分で考え、検証しながら安全な使い方を学ぶことで、実践的なスキルを身につけることができます。講座終了後には修了証が授与され、講座内で作成する「プロンプト集」などの成果物は持ち帰ることが可能です。また、発行されたGoogleアカウントは1カ月間有効で、自宅からログインして講座内容の復習や演習を行うことができます。
AIリテラシー教育の推進
近年、企業等において生成AIを活用できる人材の需要が急速に拡大しており、文部科学省も教育現場における生成AIの積極的な活用を促しています。東京工芸大学では、これを受け、AI時代に必要な技術スキルと倫理的思考を早期に身につける機会の提供を進めるとともに、入学前教育から学部・大学院まで一貫した生成AI教育体制を構築しています。これにより、AI時代に求められる情報処理能力と批判的思考力を備えた学生の育成を目指しています。また、若年層が生成AIをはじめとする高度なツールに触れる機会が増える中で、誤った情報の活用や著作権・倫理面に対する適切な理解と判断が必要となる場面が増加しています。本学では、こうした変化を見据え、高校生を含む若年層が安全かつ自ら考えてAIを活用できる力の育成に向けた実学教育プログラムの提供を今後も予定しています。
まとめ
東京工芸大学は、テクノロジー(工学)とアート(メディア芸術)の融合を標榜する大学として、AIや情報技術に関する教育を率先して推進し、社会で活躍できる人材の育成に挑戦しています。今回開講される「生成AI活用講座」は、高校生がAI時代に不可欠なスキルと倫理観を実践的に学ぶ貴重な機会となるでしょう。