α世代のAI利用実態調査:AIがSNSを上回る接触メディアに

α世代デザインファーム「αFind」(運営:株式会社東急エージェンシー)は、小学校高学年を対象に「AI利用に関する意識調査」を実施し、AIがSNSと同等以上の時間を費やす身近な存在となっている実態を明らかにしました。

調査の背景と目的

次世代の消費を担うα世代(1-15歳)に向けたマーケティング支援を行う「αFind」が、Z世代に続く新世代のAI利用実態を把握するために実施した調査です。小学校高学年(主に10-12歳)を対象に、彼らがどのような意識でAIと向き合っているのかを分析しました。

調査概要

調査タイトル:α世代のAI利用実態について
調査方法:インターネット調査、一部オンラインインタビュー調査
調査対象者:10-12歳男女(α世代)、16-29歳男女(Z世代)
サンプル数:4,237サンプル
調査機関:2026年3月20日〜2026年3月22日
※「α世代デザインファーム αFind」(登録商標第7044629号)は株式会社東急エージェンシーの登録商標です。

AIが日常の主要インフラへ

調査の結果、α世代のAI利用率は60.5%に達し、主要なツールとして定着していることが分かりました。1日あたりの平均利用時間は31分となり、Instagram(28分)やX(24分)といった主要SNSを上回っています。年齢制限のハードルがあるSNSに代わり、気軽にアクセスできるAIが日常の主要な接触メディアとして台頭しています。

AIを対話型のパートナーとして活用

α世代にとってAIは「気を使わずに話せる友達(42.9%)」という存在です。恋愛相談の相手として「AI」と「友達」を挙げる割合が同率で1位(21.6%)となっており、「親(10.8%)」の倍に相当します。また、AIからの回答に納得がいかない場合、72.9%が「プロンプトを変えて何度でもやり直させる」と回答。単なる道具として命令するのではなく、対話を通じて答えをブラッシュアップするパートナーとして捉えています。

思考力低下への葛藤と不安

利便性を享受する一方で、α世代は「AIに頼りすぎて思考力がなくなること」に対し、43.2%が「とても不安である」と回答しました。これはZ世代の22.6%の約2倍の数値であり、AIという便利なツールと自身の自立との狭間で揺れ動くリアルな心理が浮き彫りとなっています。

まとめ

今回の調査により、α世代はAIを単なる道具ではなく、対話を通じた精神的なパートナーとして活用している実態が明らかになりました。同時に、AIへの依存に対する強い危機感も抱えており、人類史上最も早くAIとの倫理的な距離感に向き合う世代としての姿が浮き彫りとなっています。

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