
特別企画展「花を愛でる 古きを尊ぶ」が、大和文華館にて2026年7月16日(木)から8月23日(日)まで開催されます。
特別企画展の概要
本展は、東アジアで発展した花木を題材とする絵画や工芸を通じ、古きを尊ぶ精神に焦点を当てる企画展です。中国から伝わった四季の花木への吉祥や理想の投影、そして古代の遺物と結びついた「博古趣味」の世界観を全44件の作品で紹介します。
イベント概要:特別企画展 花を愛でる 古きを尊ぶ
開催期間:2026年7月16日(木)〜8月23日(日)
展示件数:44件
花木と博古趣味が織りなす東アジアの美
中国では古くから、花木に理想の人間像や吉祥の願いを重ねる文化が育まれ、それが東アジア各地へと広まりました。19世紀から20世紀にかけては、古代の遺物や文字を研究する「金石学」が流行し、それらと花卉を組み合わせた「花博古図」という独自の絵画形式が誕生しました。
本展では、中国や日本、朝鮮半島、琉球といった広範な地域の作品を展示します。高野侯による「博古花卉図軸」や、伝毛益筆の「蜀葵遊猫図・萱草遊狗図」、さらに琉球の山口宗季(呉師虔)による「花鳥図」など、各地域の特色ある表現を通じて、古きを尊ぶ精神や花を愛でる豊かな感性に触れることができます。
まとめ
東アジアの伝統的な花木表現と、古代への憧憬を反映した博古趣味の世界を堪能できる展覧会です。古美術と花々の調和が織りなす美の世界を、ぜひ会場でお楽しみください。