弁護士法人心および弁護士法人Kokoro Internationalにおける2026年6月の債務整理依頼件数が、前年同月の267件から437件へと約1.6倍に急増しました。
債務整理の相談が急増する背景
長引く物価高や実質賃金の伸び悩みといった家計環境の悪化に加え、SNS型詐欺やオンラインカジノ、トレーディングカードの「オリパ」、ゲーム課金・投げ銭といった新たな借金の入口が広がっていることが背景にあるとみられます。なお、弁護士数は弁護士法人心と弁護士法人Kokoro Internationalを合わせた人数になります。
多様化する借金の原因と相談傾向
当法人における債務整理の新規受任件数は、2026年6月に437件を記録しました。相談内容には、従来の借金問題とは異なる以下の3つの傾向が顕著に表れています。1. 詐欺被害型:SNS上の投資・副業詐欺に遭い、借入れをして支払ってしまったケースです。手口が巧妙化しており、公務員など安定した職業の方も被害に遭う例があります。
2. 新型ギャンブル・投機型:オンラインカジノや競馬といったギャンブルのほか、FXやトレーディングカード転売、射幸性の高い「オリパ」購入など、若い世代を中心に投機的な支出による借金が広がっています。
3. 課金型:スマホゲームや動画配信者への投げ銭など、継続的な課金が抜け出せない借金につながるケースが増加しています。
専門チームによる債務整理のサポート
当法人では、債務整理を集中的に取り扱う弁護士らによる「債務整理チーム」を編成し、任意整理や個人再生、自己破産などの手段を用いて生活再建をサポートしています。担当制により多くの経験と情報を蓄積しており、これまでに累計20,000件以上の債務整理を解決してきました。※平成21年1月から令和7年8月までの累積解決数(相談件数や受任件数ではなく、ご依頼をお受けし、最終解決まで至った件数です)。
関連する統計情報
個人の自己破産申立ては2025年に約8万3,100件(速報値)と3年連続で増加しています(※1)。また、SNS型投資詐欺・ロマンス詐欺の認知件数は2025年に15,168件(前年比48.1%増)、被害額は約1,834億円(同44.2%増)と過去最悪を更新しました(※2)。さらに、オンラインカジノの利用経験者は約337万人、年間の賭け金総額は約1.2兆円と推計されており(※3)、借金の入口が多様化しています。※1 最高裁判所-令和7年司法統計年報 1 民事・行政編
https://www.courts.go.jp/saikosai/vc-files/saikosai/toukei/toukei-pdf-16675.pdf
※2 警察庁-令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)
https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/sagi_keihatsu2025.pdf
※3 株式会社シード・プランニング-令和6年度 警察庁委託調査研究 オンラインカジノの実態把握のための調査研究の業務委託 報告書
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/hoan/onlinecasino/jittaityousahoukokusyo1.pdf
まとめ
SNS型詐欺や新型ギャンブルなどの広がりにより、債務整理の相談は今後も増加が予測されます。当法人では、相談体制の強化と情報発信を通じて、借金問題の解決をサポートし続けます。関連リンク
https://www.seiri.la/https://www.lawyers-kokoro.com/