
千鳥観光汽船とレゾナント・システムズは、バス・鉄道分野の技術を応用したGPS連動オート放送や緊急時自動放送などのシステムを小型旅客船向けに共同構築しました。
安全DXモデルの実現
本システムは、2026年7月18日に運航を再開した沼津港遊覧クルーズ「第1伊豆丸号」に導入されました。今後、定期船などへの展開も計画しています。両社は、単なる設備導入にとどまらず、運航データの活用から教育・検証・改善までを一貫して行う「小型旅客船の安全DXモデル」として、安全マネジメントの向上を目指します。
導入された3つのシステム
GPS連動オート放送システム
音声合成装置を2系統搭載し、航路上の地点情報をトリガーとして自動でガイダンス放送を行います。これにより船長の操船負担を軽減し、安全運航に専念できる環境を支えます。※周囲の状況確認や操船義務に代わるものではありません。
緊急時自動放送システム(よびかけ君)
急な揺れや天候急変時、緊急ボタン操作により「おつかまりください。船体が揺れます」という警告放送を即時再生します。船内の乗客へ迅速かつ的確な注意喚起が可能です。
速度超過警告システム
設定速度を超過した場合に自動で警告音を発報し、船長用モニターへアラートを表示します。航行ルールの遵守と燃費最適化を支援します。
沼津港遊覧クルーズ概要
所在地:静岡県沼津市千本港町
運賃:大人 1,500円、小人 750円(3歳〜小学生)
※最新の運航状況は、公式サイトTOP「沼津港遊覧クルーズ:本日の運行情報」または公式X(旧Twitter)をご確認ください。
まとめ
千鳥観光汽船とレゾナント・システムズは、交通分野で培った技術を船舶へ展開することで、乗客の安全と運航効率の向上に取り組んでいます。