
ノエルが提案する「日陰のある庭」づくりが、夏場の熱中症リスクを懸念する子育て世帯を中心に支持を集めています。
猛暑で高まる屋外の暑熱対策ニーズ
記録的な暑さが続く中、自宅の庭を安全な生活空間として整備したいという相談が急増しています。総務省消防庁の発表によると、2025年5月から9月までの熱中症による救急搬送人員は全国で10万510人となり、統計開始以来初めて10万人を超えました。発生場所では「住居」が3万8,292人で最多となっており、住宅周辺における熱中症対策が喫緊の課題となっています。
環境省の「まちなかの暑さ対策ガイドライン」によると、日除けによって直射日光を遮ることで、暑さ指数(WBGT)は約2℃、体感温度(SET)は約7℃低下するとされています。特に身長が低く地面からの照り返しの影響を受けやすい乳幼児にとって、日陰の確保は重要な暑熱対策です。
日除け関連工事の受注件数が大幅に増加
noelブランドを展開するノエルでは、シェードやオーニング、テラス屋根などを組み合わせた「日陰のある庭」づくりを提案しています。直営店における日除け関連工事の受注件数は、2024年の54件から2025年には122件へと前年比2.3倍に増加しました。2026年も7月時点で52件を受注しており、2024年同期の17件と比較して約3倍の高水準を維持しています。
受注金額も2024年の414万円から2025年には1,204万円へ前年比2.9倍に伸びており、見積り依頼に対する受注率は約7割と高い水準です。※これらは、同社が保有する明細48万行超の直営店見積りデータベースを集計したものです。
主な相談者は小学生以下の子どもを持つ30代から40代の子育て世帯であり、「暑すぎて遊べなかった庭が活用できるようになった」といった声が寄せられています。
オーダーメイドで提案する日陰のある庭
日陰のある庭づくりは、住宅の形状や家族のライフスタイルに合わせて設計されるオーダーメイドの外構サービスです。パーゴラやガーデンルーム、シンボルツリーによる緑陰などを敷地条件に合わせて組み合わせ、デザイン性と機能性を両立させます。受賞歴のあるデザイナーがプランを作成し、50万円からの予算で相談や見積りを無料で受け付けています。サービスは全国の45店舗で展開しており、今後は庭の設計・施工から維持管理まで一貫して対応できる体制を強化する方針です。
まとめ
熱中症リスクへの関心の高まりを背景に、子育て世帯を中心に「日陰のある庭」の需要が拡大しています。ノエルは今後も全国店舗を通じて、安全で快適な屋外空間の提案と維持管理サービスの提供に注力します。
関連リンク
https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r7/heatstroke_nenpou_r7.pdf
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/city_gline/city_guideline_full.pdf