中国日系企業の関連企業数ランキングを発表

リスクモンスターチャイナが、第3回中国日系企業の関連企業数ランキングを発表し、中国市場における日系企業の戦略二極化を明らかにしました。

調査の背景と概要

中国における関連企業数は、現地の市場環境に対する投資姿勢や事業戦略を反映する重要な指標です。中国日系企業の動向を把握するため、2026年4月時点で開示されている法人登記情報を基に調査を行いました。

調査概要
調査名称:第3回中国日系企業の関連企業数ランキング
調査対象時期:2026年4月時点で開示されていた法人登記情報
調査対象企業:中国全土で登記されている日本企業出資の中国企業及びその傘下企業
調査対象企業数:26,755社
※中国現地法人の統合範囲を前回調査より拡大して調査を実施

中国進出日系企業の現状

調査の結果、中国に進出している日系企業数は26,755社となり、前回調査から200社減少しました。日系企業と紐づく日本親会社数も9,522社となり、前回調査から222社減少しています。関連企業数が減少した企業は1,053社に対し、増加した企業は585社となっており、規模を縮小した企業が拡大した企業の約2倍に上りました。中国市場の構造変化を背景に、多くの企業が慎重な姿勢をとる一方で、事業を積極的に拡大する企業も存在しており、日系企業の戦略は「事業拡大」と「最適化」の二極化が進んでいます。

関連企業数ランキングと事業動向

親会社別ランキングの1位は、前回調査に引き続き株式会社ローソン(関連企業数613社)となりました。上位10社の顔ぶれに変化はなく、小売業や飲食業が中国の消費市場で存在感を高めています。また、インフラや製造業分野の企業も安定した事業基盤を維持しています。
一方で、関連企業を積極的に増やしている企業としては、株式会社ファミリーマートや株式会社セブン&アイ・ホールディングスといった小売業が上位を占めました。製造業においても、株式会社アシックスや株式会社KOKUSAI ELECTRICなどが、競争力を背景に事業展開を加速させています。

まとめ

中国日系企業の動向は、全体では縮小傾向にあるものの、企業ごとの戦略の違いが鮮明になっています。関連企業数は、市場浸透度や投資姿勢を示す経営の温度計として、今後も重要な分析指標となります。

関連リンク

https://www2.rismon.com.cn/rismon-report-jp

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