大同メタル工業がメキシコでデータセンター向け軸受の生産を増強

大同メタル工業が、北米のディーゼルエンジンメーカーとの生産コミットメント契約に基づき、メキシコの生産拠点における発電機用エンジン軸受の生産能力を増強します。

データセンター需要拡大に伴う生産体制の強化

大同メタル工業は、生成AIの普及などで急拡大するデータセンター市場に対応するため、メキシコの生産拠点「大同メタルメキシコS.A. de C.V.(DMM)」の生産能力を拡大します。非常用発電エンジンに加え、北米で課題となっているグリッド電力(注:電力会社等が発電し、送配電網を通じてユーザーに供給される電力)不足を背景とした常用発電エンジン向けの需要増加に応じる狙いです。※本件は、本年になって顧客からの要請に応じて検討を進めたものであり、当社が2025年5月に発表した「中期経営計画 Bridge to Daido 2030」の内容には含まれていない、追加的な投資となります。

工場拡張の概要

所在地:メキシコ合衆国ハリスコ州(DMMの既存敷地内)
新工場建屋面積:約14,000m2(予定)
投資額:約40億円(予定)
生産能力増強規模:約1.5倍(グローバルベースの現状比、データセンター向け発電機用エンジン軸受分)(予定)
生産開始時期:2028年(予定)
本プロジェクトでは、DMMの既存敷地内に新たな工場建屋を建設し、生産設備を導入します。建屋は本年秋を目途に着工し、2028年の生産開始を予定しています。これにより、同社のデータセンター向け軸受のグローバル生産能力は現状比で約1.5倍に拡大する見込みです。今回の投資を通じて、2030年には中高速エンジン向け軸受の売上高を2025年実績比で約1.6倍、そのうちデータセンター向け軸受は約4.8倍まで引き上げる計画です。

まとめ

大同メタル工業は、世界的に需要が高まるデータセンター向け軸受の増産体制を整えることで、中長期的な企業価値向上を目指します。本投資は将来的な脱炭素燃料エンジンへの対応も見据えた重要なビジネスモデル変革の一環となります。

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