
MARIA TOPICが、常石造船でのレトロフィットを経てOceanWings製ウィングセイルを搭載し、商業運航を再開しました。
硬翼帆による環境負荷低減の取り組み
Topic、常石造船、OceanWingsの三社は、Ultramax型ばら積み貨物船MARIA TOPICへのOceanWings製ウィングセイル(硬翼帆)の搭載を完了したと発表しました。今回のレトロフィットは、運航中の商船に硬翼帆技術を導入する実証プロジェクトであり、既存船隊における燃料消費量と温室効果ガス排出量の削減を目指すものです。本プロジェクトは、風力補助船舶推進(WASP)ソリューションの製造、納入、据付能力を証明する重要な節目となります。
プロジェクトの背景と今後の予定
本プロジェクトは、欧州連合のHorizon Europeプログラムが支援するWHISPERプロジェクトの一環として実施されました。WHISPERは、欧州6カ国13のパートナーが参画し、商船の脱炭素化を加速させるためのシステム開発を行っています。
※本プロジェクトは、Grant Agreement No. 101096577に基づき、欧州連合のHorizon Europe研究・イノベーション・プログラムから資金提供を受けています。
※Lloyd’s Registerは、Project Agreement No. 10065742に基づき、UK Research and Innovation(UKRI)から資金提供を受けています。
TopicとOceanWingsは、2026年9月にドイツで開催される国際海事展「SMM Hamburg」において、商業運航開始後の初期実績や本船の運航状況について共有する予定です。
まとめ
MARIA TOPICへの硬翼帆搭載は、商船の脱炭素化を推進する三社の協力体制を体現するものであり、実用的な風力補助推進技術の商用展開を加速させます。