はりきゅう専門 澤田鍼灸院が中高生の起立性調節障害に対する施術例を公開

はりきゅう専門 澤田鍼灸院は、起立性調節障害(OD)の診断を受けた中高生を含む、朝起きられない・頭痛・倦怠感などに悩む患者の施術経過と日常生活の変化に関する事例を公開しました。

起立性調節障害と中高生の施術事例

起立性調節障害(OD)は、思春期に発症しやすく、立ちくらみや頭痛、倦怠感といった症状を伴う自律神経の不調です。日本小児心身医学会によると、中学生の約10%にみられるとされ、不登校の子どもの3〜4割に併存するといわれています。※本症例は患者本人・保護者の許可を得て掲載しています。※一症例の経過を紹介するものであり、すべての方に同様の経過がみられることを示すものではありません。

澤田鍼灸院では2024年以降、朝起きられない、頭痛、めまい、生活リズムの乱れなどを抱える中高生8例を施術してきました。同院では症状の有無だけでなく、起床、睡眠、学習、通学といった日常生活が実際にどう変化しているかを重視しています。

中学3年生の経過報告

来院当初は朝起きられず、頭痛や倦怠感により学校へほとんど通えない状態だった中学3年生の患者について、約1年半の経過が紹介されました。この患者は、文字を読むことや一人での外出も困難な状況でしたが、施術の継続により日常生活に大きな改善がみられました。

施術前は午後3時頃まで起きられないこともありましたが、現在は朝8時頃に起床できるようになっています。また、以前は困難だった電車通学や趣味の活動も再開しており、本人や家族から本来の笑顔が戻ったとの報告を受けています。ただし、現在も体調には波があり、無理をすると「げっぷのような症状」がみられることはあります。※医療機関で診断された病名として記載するものではなく、患者さん・ご家族が「げっぷ」と表現されていた症状です。

医療機関との連携と今後の展望

澤田鍼灸院では、小児科などの医療機関での診断や治療を尊重し、西洋医学と鍼灸を対立させない方針をとっています。必要に応じて医療機関の受診を勧めることも重要視しており、身体の状態を継続的に観察しながら施術を行うことを基本としています。2017年に開院した同院は、今後も自律神経に関わる不調に対して、実際の臨床経験に基づいた情報発信を続けていく予定です。

関連リンク

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