
SHEINが、中国外運との戦略的提携覚書を締結し、新エネルギー車を活用した拠点間物流の最適化に向けた取り組みを開始しました。
戦略的提携の背景と目的
オンラインファッション小売企業のSHEINは、拠点間物流における協力を深めるため、中国外運(シノトランス)と戦略的提携覚書を締結しました。両社は新エネルギー車(NEV)の導入拡大に加え、充電インフラの整備やテクノロジーを用いたフリート管理プラットフォームの活用に注力します。
NEV物流を支えるデジタルプラットフォーム
本提携の主軸となるのは、NEVドライバー向けの「リアルタイム追跡ポータル」の導入です。シノトランスが運営する5つの専用NEV充電ステーションと連携し、エネルギーや車両の配車データを一元管理することで、充電時間や走行ルートの効率的な計画をサポートします。これにより、これまでドライバーの経験や検索に頼っていた充電判断をデータ活用型へ転換し、充電スポット探しにかかる不要な時間や走行距離の削減を図ります。
今後の展望
SHEINにおけるNEVの保有台数は、2025年の125台から本年は約220台へと拡大しています。さらに、シノトランスはSHEIN専用の充電ステーションを新たに2箇所建設中です。今後は物流現場におけるバッテリー交換サービスや、中長距離ルートでの電動大型トラック活用についても検討が進められる予定です。
まとめ
デジタルプラットフォームと充電インフラを統合することで、物流計画に充電の判断を自然に組み込み、車両稼働率の最適化と円滑なフリート運用を実現します。