ゴルフラウンド中のイソマルツロース摂取が生理的ストレスに及ぼす影響を解明

イソマルツロース含有グミが、ゴルフプレー中の血糖値安定と生理的ストレス抑制に寄与することが、ブルボンと武蔵丘短期大学の共同研究により明らかになりました。

研究の背景と目的

ゴルフは中強度のスポーツであり、パフォーマンス維持には持続的な生理的安定が不可欠です。しかし、急速に吸収される糖分を摂取すると、血糖値の急激な変動が起き、代謝ストレスを招く懸念があります。そこで本研究では、消化が穏やかで安定したぶどう糖供給が期待できるイソマルツロースを配合したグミを18ホールのラウンド中に継続摂取させ、血糖動態や心身のストレスマーカーへの影響を検証しました。

研究方法

男子大学生ゴルファー23名を対象に、イソマルツロース配合グミを摂取するグループと、非配合の対照群に分けた並行群間比較試験を実施しました。ラウンド中に間質グルコース濃度を測定したほか、疲労や眠気、主観的なリラックス感、集中度などを評価しました。

研究成果

試験の結果、イソマルツロース配合グミを摂取したグループは、ラウンドを通じて血糖値が80〜110mg/dLの適正範囲内で安定しました。また、疲労が蓄積しやすい後半において、抗ストレスや疲労回復に関わるホルモンであるDHEASやテストステロンの濃度が、対照群と比較して高く維持されることを確認しました。一方で、リラックス感や集中度、覚醒感といった主観的な評価では、イソマルツロース非配合群の方が高いスコアを示す場面も見られ、ストレスに対する自覚意識と実際の生体反応は必ずしも一致しないという重要な知見が得られました。

受賞と論文掲載

本研究の成果は、スポーツ栄養学の国際的な学術誌「Journal of the International Society of Sports Nutrition(JISSN)」に2026年9月1日付で掲載されました。また、2026年4月に開催された「第46回韓国運動栄養学会」では、優秀ポスター賞を受賞しています。

まとめ

イソマルツロース含有グミの継続摂取は、急激な血糖上昇を抑え、隠れた生体ストレスを緩和しながらコンディションを維持できる可能性が示されました。この知見は、長時間におよぶスポーツや日常生活、ビジネスシーンなど幅広い場面での活用が期待されます。

関連リンク

https://doi.org/10.1080/15502783.2026.2723225

https://www.golfsciencejournal.org/article/94153-association

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