新型コロナウイルス感染症が心血管系に及ぼす影響やパンデミック下の診療体制について、東京昭和医院の前田真吾総院長が共著者としてまとめた国際総説論文が医学誌に掲載されました。
論文の概要
本論文は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が心血管系に与える影響や、パンデミックに伴う医療環境の変化が患者の治療に及ぼす影響を整理した文献総説です。2022年9月26日に医学誌「World Journal of Clinical Cases」で発表されました。前田真吾医師は資料収集および初稿執筆を担当しています。
掲載日:2022年9月26日
掲載誌:World Journal of Clinical Cases
心血管疾患への影響とリスク評価
論文では、COVID-19の重症化や予後不良と心血管疾患の関連性が検討されています。感染による心筋障害や心不全、不整脈、血栓塞栓症などの合併症について、炎症反応や低酸素状態、薬剤の影響といった要因を概説しました。特に不整脈に関しては、電解質異常や全身性炎症のほか、薬剤による心電図変化にも注意を促しています。患者のリスク評価においては、感染状態に加え、基礎疾患や使用薬剤を含む総合的な検討が重要であると結論付けています。
診療体制の変化が及ぼす間接的影響
パンデミックによる受診控えや医療資源の再配分、検査・手術の延期が、慢性冠動脈疾患、心不全、弁膜症といった心血管疾患の治療・診断に与える間接的な影響についても考察しています。感染対策と医療資源の制約がある中でも、遠隔診療や植込み型心臓デバイスの遠隔モニタリングなどを活用し、急性期の救急対応と慢性疾患の継続管理を両立させる必要性が示されました。
東京昭和医院について
東京昭和医院は、内科や循環器内科、皮膚科の保険診療をはじめ、健康診断や予防医療、再生医療を提供しています。
名称:東京昭和医院
所在地:〒106-0045 東京都港区麻布十番三丁目1番6号
総院長:前田 真吾
診療科:内科、循環器内科、皮膚科
アクセス:東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」1番出口より徒歩約1分
まとめ
本論文は、2022年発表時点の知見を基に、COVID-19パンデミック下における循環器疾患の管理と診療のあり方を振り返る貴重な資料となっています。