
翡翠(ひすい)が日本の国石に選ばれて10年を迎える中、買取専門店「おもいお」は、家族から受け継いだ翡翠ジュエリーを査定に出す際の注意点や確認事項を公開しました。
国石選定10周年と翡翠の定義
日本鉱物科学会は2016年9月24日、ひすい(ひすい輝石およびひすい輝石岩)を日本の国石に選定しました。この10年を記念し、新潟県糸魚川市のフォッサマグナミュージアムでは特別展「瑠璃の宝石展」が2026年9月19日から12月27日まで開催されています。
ただし、ジュエリーとして流通している「翡翠」は、国石の定義に含まれるもの以外に、見た目が似た別の石や人工処理が施されたものも存在します。そのため、手元の品が国石と同じ石かどうかは、呼び名だけでは判断できません。
鑑別書で確認すべき項目
手元に鑑別書がある場合、宝石名と処理の記載が中身を判断する手がかりになります。宝石鑑別団体協議会(AGL)の基準では、ジェダイトの宝石名は「ジェイダイト」または「ジェイダイト(ひすい)」と表記されます。
処理については、以下の文言に注意が必要です。
・通常、ワックス加工が行われています:研磨の仕上げとして行われるもので、多くのジェイダイトに施されています
・色素による着色処理がおこなわれています:染色された石です
・無色(または有色)樹脂の含浸処理が行われています:樹脂をしみ込ませた石です
※中央宝石研究所は、色付きの樹脂をしみ込ませたひすいについて、一見美しさを感じさせますが、価値は非常に低いものと注意を呼びかけています。
査定前の準備と注意点
鑑別書や保証書、購入時の箱が残っている場合は、査定時に一緒に持参することで参考情報となります。また、鑑別書が見つからない場合でも査定は可能です。おもいおでは、宝石の種類・品質・状態に加え、台座の貴金属もあわせて鑑定します。
なお、査定前に汚れを落とそうとして超音波洗浄機を使用することは避けてください。AGLは、ジェイダイトの多くに施されているワックス加工を理由に、超音波洗浄機の使用を避けるよう案内しています。※超音波洗浄機は使用しないでください。汚れが気になっても、そのままの状態で持参してください。
まとめ
翡翠ジュエリーの査定は、鑑別書がなくても専門店で相談可能です。おもいおでは査定料やキャンセル料がかからないため、売却を迷っている段階でも相談を受け付けています。
関連リンク
https://omoio.co.jp/column/jade-national-stone-origin/
https://jams-mineral.jp/topic/ntional-stone/
https://fmm.geo-itoigawa.com/blog/ruri-rocks-in-itoigawa10th/