
漏水位置特定システム「ゲイル」は、水道事業体が保有するGISデータや検針データと物理ベースAIを組み合わせることで、管路網の漏水箇所を最小20メートル単位で特定し、維持管理の効率化を実現します。
漏水位置特定システム「ゲイル」の概要
ジャパン・トゥエンティワンは、2026年9月30日より漏水位置特定システム「ゲイル」の正式提供を開始しました。本システムは、GISデータや検針データ、流入点の流量・圧力データを活用し、デジタルツイン上で水理解析とシミュレーションを行うソフトウェア・プラットフォームです。管路網全体をセンサーで覆う必要がなく、必要最小限の計測機器で運用できるため、導入コストや人的負担を抑えながら面的管理を可能にします。
※管路の解析にあたっては、過去の漏水情報や修繕履歴、その他のセンサーデータなど、取り込む情報量が豊富になるほど、漏水や異常の検知精度はより向上します。
主な特長と導入メリット
ゲイルは、Webブラウザを通じてデータをアップロードすることで解析が可能です。異常箇所の特定精度は最小20メートルに達し、GPS情報付きの作業指示書を自動発行するため、現場業務の負担軽減に寄与します。また、検針サイクルに合わせて1〜2ヶ月に1回データを更新し、現地調査結果を反映させることで、AIが継続的に学習し精度が向上します。
※より高頻度な更新にも対応可能です。
このほか、無収水量の把握による維持管理計画の策定支援や、既存管路データの補正といった管路情報の高度化も実現します。
2026長崎水道展での展示
ジャパン・トゥエンティワンは、2026年10月21日から開催される「2026長崎水道展」にて、ゲイルを外部初展示します。会場では製品概要や導入実績の紹介、課題解決に関する相談会が行われます。
イベント概要:2026長崎水道展
開催日:2026年10月21日(水)〜10月23日(金)
会場:出島メッセ長崎(長崎県長崎市尾上町4-1)
入場:無料、事前登録制
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。
まとめ
既存の運用データと物理ベースAIを活用するゲイルの導入により、水道事業体は機器設置負担を抑えつつ、高精度な漏水検知と持続可能なインフラ管理体制の構築が可能となります。