
ロゴマーク制作を行うビズアップは、生成AIがロゴから企業情報をどのように認識するかを調査しました。社名の正解率は0%でしたが、デザインの意匠から業種を推測したり、大手企業のロゴと誤認したりするケースが確認され、ロゴが持つ非言語の伝達力が示されました。
ロゴマークから読み取れるAIの認識と限界
ビズアップは、28,000社以上のロゴ制作実績から無作為に抽出した100社のロゴマークを使い、生成AIが社名や業種をどのように認識するかを調査しました。調査条件は「社名の文字を外したマークのみを提示」「Web検索は使用しない」という設定で行われました。
調査の結果、AIによる社名の正解率は0%でした。一方で、AIの回答傾向には特徴が見られました。Claudeは全体の26%でロゴの意匠から業種を正しく言い当て、動物病院や歯科といった事業内容を視覚的に読み取りました。また、Geminiは全体の27%で大手企業のロゴと誤認する回答を示しました。これは、プロが制作したデザインの完成度が、大手企業と同等の視覚的信頼感を与えている可能性を示唆しています。なお、社名と業種を伝えた上でロゴの色や形を尋ねた検証では、説明できたAIは存在しませんでした。
AIO時代のブランディング戦略
総務省「令和8年版 情報通信白書」によると、2025年度の生成AI利用率は20歳以上で52.2%に急増しています。また、検索結果画面で情報収集が完結する「ゼロクリック検索」の普及に伴い、AIに自社情報を正しく認識させる「AIO(AI検索最適化)」や「GEO(生成エンジン最適化)」の重要性が高まっています。
今後の企業ブランディングには、言葉がなくても信頼や事業内容が伝わる機能的なロゴを制作することに加え、WebサイトやSNS上でテキスト情報とロゴを正しく紐づけて継続的に発信し、AIに「育てる」取り組みが不可欠となります。
AIO支援ツールと無料診断キャンペーン
ビズアップは、企業のAI認知を支援するツール「Citrus AI(シトラスAI)」の取り扱いを開始しました。本リリースの公開を記念し、主要AIから自社や店舗がどのように認識されているかを診断する「無料AI認知分析キャンペーン」を実施します。先着50社限定の施策です。
まとめ
AIが企業を調べる窓口となる時代において、ロゴマークは人だけでなくAIにも読まれる存在へと変化しています。ビズアップは、想いを可視化するデザイン提案と、AIに正しく理解されるためのブランディング支援を継続してまいります。