
買取専門店「おもいお」は、アコヤ真珠ではない淡水真珠が「淡水アコヤ」として流通している問題を受け、手元の真珠を確認する際のポイントを公表しました。
「淡水アコヤ」という名称の背景
米国のジュエリー業界誌JCKが2026年10月28日に報じた内容によると、中国の真珠養殖技術の進化により、アコヤ真珠に酷似した淡水真珠が増加しています。これを受け、GIA(米国宝石学会)は学術誌や2026年1月26日の記事において、「淡水アコヤ」という呼び名は誤解を招く誤称であると指摘しています。
※画像はイメージです。報道や論文で紹介された真珠を撮影・再現したものではありません。
淡水真珠とアコヤ真珠の違い
アコヤ真珠は、海で育つアコヤ貝から採れる真珠を指します。一方、近年中国で増えている新しい淡水真珠は、アコヤ真珠と同様に丸い貝殻の核を入れて育てられるため、丸く光沢の強い仕上がりとなり、見た目が非常に似通っています。
しかし、GIAは真珠の種類を決めるのは見た目ではなく、母貝と育った環境であると説明しています。「Chinese akoya」や「freshwater akoya」といった名称で販売されることがありますが、産地や見た目だけでアコヤ真珠であると判断することはできません。
手元の真珠を確認する方法
真珠の種類を正しく把握するためには、呼び名だけでなく、購入時の資料や鑑別書を確認することが重要です。GIAの鑑別レポートには、淡水か海水か、母貝の種類などが記載されます。
一般的にアコヤ真珠は淡水真珠よりも高価ですが、評価は種類だけでなく、大きさ、形、光沢、表面の状態なども考慮されます。「おもいお」では、GIAのG.G.ディプロマ取得者が査定を担当しており、購入時の資料や鑑別書、箱があれば査定時に持参することを推奨しています。
※種類の確定には鑑別機関の検査が必要な場合があります。
※査定額を確認した後のキャンセルも可能です。
まとめ
「淡水アコヤ」という名称は誤称であり、見た目だけで真珠の種類を判断するのは困難です。所有している真珠の正確な情報を知るためには、鑑別書などの資料と実物を照らし合わせ、専門的な知識を持つ機関や店舗で確認することが大切です。
関連リンク
https://omoio.co.jp/column/freshwater-akoya-pearl-name/
https://www.jckonline.com/editorial-article/chinese-pearls-high-tech/
https://www.gia.edu/freshwater-akoyas-a-trending-misnomer-for-certain-pearls