切れない無線のサイレックス、Wi-Fi 6に対応した産業用アクセスポイント「AP-800AX」を発表

ワイヤレス・テクノロジーのグローバルリーダーであるサイレックス・テクノロジー株式会社は、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応した産業向けアクセスポイント「AP-800AX」を発表しました。

IoT活用による無線ニーズの高まりとマルチパス問題

工場や物流倉庫でのIoT活用により、ネットワークへの接続数、接続機器の種類が増加しています。
利用形態が移動しながら使うような機器も増えており、ケーブル配線が不要な無線ネットワークへのニーズは高まっています。
一方で、既存無線のパフォーマンスに満足できず、マルチパス環境によって安定通信の実現に苦労されているお客様も少なくありません。

マルチパスとは、電波が複数の経路を通って多重に伝達される現象です。
機械が所狭しと並ぶような工場や、遮蔽物が多い倉庫のような環境でマルチパスは多発するため、安定した無線通信を確保するためにはその影響を受けないようにする技術と工夫が必要になります。

産業現場の無線干渉に対応!多台数接続を実現するアクセスポイント「AP-800AX」

AP-800AXには、産業現場の無線干渉に対応する無線レートサーベイ機能や、広域をカバーするサイレックス独自のメッシュ機能を搭載しています。

● マルチパス耐性
マルチパス環境において、安定した通信を確保するために欠かせないのが適切な無線レートの調整です。
しかし、適切な無線レートを設定することは難しい課題です。
そこでサイレックスは、環境に合わせた適切な無線レートを簡単に見つけ、また自由に設定をカスタマイズすることができる無線レートサーベイ機能を提供しています。

● 広カバレッジの実現
サイレックス独自のツリー型接続メッシュネットワーク「AMC Mesh機能」に対応しています。
AMC Meshは、他社のメッシュネットワークに比べて通信経路の切り替え時間が短いのが特長です。
最大32台で1つのAMC Meshネットワークを構成することができ、複数の経路候補から動的に経路を選択しネットワークを構成します。
ホップを重ねることで広カバレッジの無線LANネットワークの形成が可能です。(特許出願中)

AP-800AX製品・スペック詳細: https://www.silex.jp/products/accesspoint/ap800ax.html

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