テレネットと豊中市、避難所運営のデジタル変革「らくらく避難所くん」実証実験成功

テレネット株式会社は、豊中市と共同で、災害時の避難所運営をデジタル化する「らくらく避難所くん」の実証実験を実施し、大幅な業務効率化を達成しました。

概要

実施日時: 2023年10月27日(金)
開催地: 豊中市立東豊中小学校
受付人数: 約20名
実証内容: 「らくらく避難所くん」を用いた避難所受付実証
詳細URL: https://telenet.co.jp/contact/


「らくらく避難所くん」の実証実験と効果

この度、テレネットと豊中市は、マイナンバーカードやQRコードを活用した避難所運営のデジタル化システム「らくらく避難所くん」の実証実験を実施しました。このシステムにより、避難者の迅速な登録と情報のデジタル化が可能になり、大阪府への報告業務時間を従来の42避難所を想定した場合の0.5時間から0.1時間へと大幅に削減。80%の時間短縮を実現しました。


利便性と効率性の向上

「らくらく避難所くん」の利用により、避難所受付業務の効率化だけでなく、避難者の利便性も向上しました。参加者からのアンケート結果では、64.3%の方がシステムの使いやすさを高く評価。特に若年層のユーザビリティが高く、高齢者向けの操作の簡略化が今後の課題として挙げられています。


テレネットと豊中市の共同実験により、「らくらく避難所くん」は避難所運営のデジタル変革において大きな成功を収めました。避難者受付の迅速化と報告業務の効率化により、災害対策の質が向上し、自治体と市民の双方にメリットをもたらすことが示されました。


関連リンク
テレネット株式会社 コーポレートサイト:https://telenet.co.jp/
豊中市公式サイト:https://www.city.toyonaka.osaka.jp/

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