一般社団法人日本損害保険協会が「ロードサービスに関する消費者アンケート調査」を実施。特に30代以下の消費者に見られるトラブルへの注意喚起。
概要
調査期間:2023年11月2日~6日調査方法:インターネットアンケート
対象者:18歳以上の自動車免許保持者
サンプル数:3,123名
詳細URL:https://www.sonpo.or.jp/news/release/2023/pdf/20231222_01.pdf
トラブルへの警鐘
最近、インターネット広告を通じて格安と謳うロードサービス業者によるトラブルが増加。特に30代以下の若年層は、これらのトラブルに関する認識が低いことが調査で明らかになった。認識の低下
30代以下の消費者は、40代以上の消費者と比較してロードサービスと消費者間のトラブルに関する認識が30%未満と極めて低い。これは、ロードサービスの利用に関する知識不足に起因する可能性が高い。トラブル事例
・基本料金数千円と広告されていたにもかかわらず、最終的に約30万円の請求を受けるケース。・キャンセル時に約10万円のキャンセル料を請求される事例。
・保険会社と提携しているとの虚偽の説明により自己負担が発生。
注意喚起
・インターネット広告の業者を利用した後、保険金の全額支払いが受けられないケースもある。・自動車保険にロードサービスが付帯しているかどうかは、契約の損害保険会社や代理店に確認を。
・自動車の故障や事故の際も、まずは損害保険会社や代理店に連絡を。
一般社団法人日本損害保険協会の調査により、特に若年層に見られるロードサービス業者とのトラブルが明らかに。消費者は、広告のみを信じず、適切な情報収集と損害保険会社との連携が重要です。
関連リンク
日本損害保険協会報告書:https://www.sonpo.or.jp/news/release/2023/pdf/20231222_01.pdf