国立音楽大学の功労者、庄野進名誉教授が逝去

国立音楽大学は、同大学の元学長であり理事長、名誉教授の庄野進氏が2023年10月4日に逝去されたことを発表しました。音楽教育界への長年の貢献に感謝の意を表しています。

故人氏名:庄野 進(しょうの すすむ)
生年月日:1948年2月17日
逝去日:2023年10月4日
略歴:国立音楽大学元学長・元理事長、名誉教授
葬儀:近親者のみで執り行われた
追悼会:後日、ご遺族により開催予定


庄野進氏の業績

音楽教育への貢献
庄野進氏は、1979年から国立音楽大学にて教鞭をとり始め、音楽教育の分野で多大な貢献をしました。学長や理事長としての務めを果たし、2015年には名誉教授の称号を授与されました。

著書と研究
彼は「聴取の詩学ーJ. ケージからそしてJ. ケージへ」や「音へのたちあい~ポストモダン・ミュージックの布置」を含む数々の著書を執筆しました。また、現代音楽や音楽のエピステモロジーに関する研究も行い、音楽学の世界において重要な役割を果たしました。

教育界への影響
庄野氏は教育者として多くの学生や同僚に影響を与え、音楽教育の質の向上に尽力しました。その指導は、彼の学問的業績だけでなく、人間性にも基づいています。

社会への貢献
彼の研究は音楽の理解を深め、現代音楽の受容に寄与しました。また、音楽教育の分野での彼の努力は、日本の文化と教育において重要な役割を果たしています。


国立音楽大学の元学長であり理事長、名誉教授である庄野進氏の逝去は、日本の音楽教育界にとって大きな損失です。彼の功績と遺産は、音楽教育と研究の分野において永遠に残ります。


関連リンク
国立音楽大学公式ウェブサイト: http://www.kunitachi-music.ac.jp
日本音楽学会: http://www.musicology-japan.org
美学会公式ウェブサイト: http://www.aesthetics.jp

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