エヴィクサー株式会社は、視聴覚障害者向けの映画館バリアフリーサービス「HELLO! MOVIE」の国際展開を目指し、ブロードメディア株式会社との間で業務提携を発表しました。
概要
提携企業: エヴィクサー株式会社 & ブロードメディア株式会社目的: 視聴覚障害者向けバリアフリーサービス「HELLO! MOVIE」の国際展開
技術: 音響通信技術による音声・字幕ガイドの提供
展開規模: 米国を含む国際市場
業界をリードする技術
エヴィクサーは、映画本編への手を加えずに、特殊な音(透かし音)やデバイスが自動認識する「フィンガープリント」を用いて、スマートフォンやスマートグラスで映画の字幕と音声ガイドを提供する技術を開発しました。これにより、映画館は映写機器の設備更新を必要とせず、映画製作者も本編への変更を求められることなく、バリアフリー上映を実現できるようになります。国際展開への道
ブロードメディアは、海外でのコンテンツセキュリティー基準に準拠したワークフローを構築し、エヴィクサーの技術を海外映画館での採用拡大へと導きます。米国映画協会(MPA)の基準に則ったこの方法は、グローバルな映画市場での大きな進展を意味しています。海外市場での可能性
エヴィクサーの技術を活用した音声ガイド、字幕ガイドは、年間約5,500作品を生み出す映画製作トップ10カ国において、事実上の国際標準となる可能性を秘めています。100言語に対応すると仮定した場合、アプリの利用料は数千億円規模に達すると見込まれます。既に確立された国内基盤
国内では、Warner Bros. JapanやSony Pictures Entertainment Japanを含む複数の大手製作会社が「HELLO! MOVIE」および「字幕メガネ」を採用しています。これが国際市場での成功への足掛かりとなるでしょう。社会への貢献と将来展望
エヴィクサーとブロードメディアは、視聴覚障害者向けのバリアフリー映画館サービスを国際市場に展開することで、多くの人々の映画体験をより豊かなものに変えようとしています。エヴィクサーの革新的な技術とブロードメディアの国際ネットワークが連携し、映画の新たな国際標準を築くための一歩を踏み出しました。関連リンク
HELLO! MOVIE: https://hellomovie.app/
エヴィクサー ホワイトペーパー: https://www.evixar.com/overview/mvv/why_evixar/whitepaper