芝浦工業大学、女子学生の比率が過去最高の26.6%に到達

【芝浦工業大学】2024年度の新入学女子比率が過去最高記録を更新

イベント概要/商品概要

学校名: 芝浦工業大学(東京都江東区)
学長: 山田純
2024年度女子新入学者比率: 26.6%(全入学者1866人中496人)
全学部生の女子学生比率: 21.8%(全学部生7794人中1702人)
比較基準年度: 2023年度女子新入学者比率21.2%
全国平均: 工学分野の女子学生比率15.2%
データ提供日: 2024年5月1日

女子学生比率の増加とその背景

芝浦工業大学は、工学分野での女子学生比率の全国平均を上回る成果を示し、2024年度には女子の新入学者比率が26.6%に到達しました。これは前年度の21.2%から大幅に増加し、大学全体としても初めて20%を超える女子学生比率となりました。この結果は、大学が長年にわたってジェンダーギャップの解消に向けた教育の多様化と女子学生への支援拡大に努めてきたことによるものです。

国内外の比較視点

工学分野の女子学生比率は全国平均で15.2%とされており、この数値を上回る大学はまだまだ少ない中、芝浦工業大学の取り組みは特筆すべきです。また、2027年には女子学生比率を30%以上にすることを目標としており、理工系分野における女性の進出を促進するモデルケースとして注目されています。

具体的な取り組みと今後の展望

芝浦工業大学では、女子学生の増加を図るため、2018年度から女子特別入学者選抜を導入し、2024年度には75名の女子学生がこの枠で入学しました。また、優秀な成績の女子入学者には奨学金を提供するなど、学費面での支援も拡充しています。さらに、女子高校生を対象としたオープンキャンパスや研究室体験インターンシップを通じて、理工系の魅力と大学の学びやすい環境を直接体験してもらう機会を増やしています。

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