ソニーセミコンダクタソリューションズ、IoT向け外付けアンテナモデルのLTEM拡張ボードを新発売

スマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE(TM)」が、新たなラインナップとして外付けアンテナモデルのLTEM拡張ボードを2024年6月10日に発売します。

商品概要

商品名:SPRESENSE LTEM拡張ボード
型名:「CXD5602PWBLM2JEA」
発売日:2024年6月10日
メーカー小売り希望価格:オープン価格

特長と活用例

本商品は、従来のLTEM拡張ボードに外付けアンテナを接続できるようにしたモデルです。これにより、災受信環境が悪い場所でも、アンテナの配置を工夫し受信環境の改善が図れます。また、チップセット「ALT1250」を搭載しており、LTE-Mの特長を活かした低通信コスト、低消費電力、広範な通信カバレッジシステム、アプリケーションの開発が可能です。
具体的な活用例としては、水道、電気、ガスメーター等のアナログメーターの数字や針位置をSPRESENSEのカメラボードで認識し、LTE-M通信網を利用してサーバーに送信し、検針作業の自動化を実現します。

主な仕様

モデル名:CXD5602PWBLTE2JEA
サイズ:45.0mm×50.0mm
搭載チップセット:SSI社製 ALT1250
アンテナ:外部アンテナ(※3)
アンテナコネクタ:uFL
SIMカード:nanoSIM
RAT:LTE Cat-M1
対応バンド:1,8,18,19

製品情報ページ

詳細情報:https://altair.sony-semicon.com/products/alt1250/
推奨アンテナに関する情報:https://developer.sony.com/ja/spresense/specifications
SPRESENSE商品の情報:https://developer.sony.com/ja/spresense/specifications
SPRESENSE商品の購入:https://developer.sony.com/ja/spresense/buy-now

お問い合わせ先

商品に関するお問い合わせは下記URLより承ります。https://www.sony-semicon.com/ja/products/spresense/index.html

編集部からの視点

この新製品は、より自由なアンテナ配置による受信環境の改善と、様々なアプリケーションへの対応力を可能にしました。消費電力の低減と低通信コストは、IoTアプリケーションの需要が高まる現代において大きなアドバンテージとなると考えられます。また、検針作業の自動化などの具体的な応用例も提案されており、その活用範囲の広さが期待されます。

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