デジサイン、災害時の服薬指導サービス「デジサイントークコネクトβ版」提供開始

デジタルサイネージクラウドサービス「デジサイン」が、コールセンター型オンライン接客システム「デジサイントークコネクトβ(ベータ)版」を6月12日よりリリースし、薬局事業を展開しているハンズファーマシー株式会社へ無償で提供します。

システム概要

システム名:デジサイントークコネクトβ版
リリース日:令和6年6月12日
提供先:ハンズファーマシー株式会社
URL:https://digisign.jp
仕組み:デジタルサイネージプラットフォーム「デジサイン」にインストールして利用。デジタルサイネージの表示画面をタッチすることで、オンラインによるビデオ通話が行える。

災害による服薬指導の課題と新人類ソリューション

能登半島地震での被災地で薬剤師による服薬指導が実施できない状況を解消するため、「デジサイントークコネクト」を活用したオンライン服薬指導サービスとお薬指導を実施します。電力や通信の復旧に伴い、トークコネクトのサービスを利用した「オンライン服薬指導サービス」が開始可能となりました。

デジサイントークコネクトの特長

「デジサイントークコネクト」は、「ワンタッチによる簡単操作でのオンライン通話」が可能であり、誰でも手軽に服薬指導やお薬の相談ができます。また、薬剤師は、富山県にあるハンズファーマシー社の薬剤師が実施します。

本格的なサービス開始は令和6年12月予定

6月12日からはβ版のサービス提供が始まり、被災地である輪島市立東陽中学校内に設置します。正式版のリリースは12月を期待しています。

まとめ

デジサインが提供するデジシャイントークコネクトは、災害時の服薬指導に新たな提案を行うもので、これまでの課題を解決する見込みです。現在、β版の提供が開始され、正式版のリリースを今年の12月に予定しています。

編集部目線での見解

災害時の服薬指導の問題は深刻で、新たな取り組みが待たれていました。デジサインのデジタルサイネージを活用したこの新サービスは、恒常的に医療情報を必要とする方々にとって喜ばしいニュースでしょう。この取り組みが一日も早く全国的に普及し、多くの人々の健康管理に貢献することを期待します。
関連リンク:https://digisign.jp, https://www.hans-pharmacy.co.jp/

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