将来宇宙輸送システムが、宇宙間の日常的な往来を可能にする次世代輸送システムの開発に挑んでいます。
企業概要
会社名:将来宇宙輸送システム株式会社所在地:東京都中央区日本橋1-4-1
代表者:代表取締役社長兼CEO 畑田康二郎
設立:2022年(令和4年)5月
事業内容:革新的な宇宙輸送システムの事業化に向けた企画検討
ホームページ:https://innovative-space-carrier.co.jp/
革新的なビジョンとバックグラウンド
将来宇宙輸送システムは、日本にある技術を活用して宇宙間輸送のビジネスを創出することを志しています。「毎日、人や貨物が届けられる世界。そんな当たり前を宇宙でも。」というビジョンのもと、同社は急成長する宇宙ビジネスの新たな担い手として、大胆な研究開発を進めています。その背景には、代表取締役社長の畑田康二郎氏の強い想いがあります。元々は公務員として働いていた畑田氏は、革新的な産業を創出しようとする新しいプレイヤーのほうが、今の時代の主導権を握っていると感じ、自身もその一員になりたいと望みました。そうして、宇宙業界に参入し、現在の会社を立ち上げたのです。
挑戦と展開
将来宇宙輸送システムは、再使用可能なロケットの開発という大胆な挑戦を行い、その達成に向けてパートナーシップの構築を進めています。その一貫として、2024年にはアメリカのロケットエンジン開発企業との連携を発表し、また福島県南相馬市と連携協定を締結、初めての自治体とのパートナーシップを開始しました。同社は、東京都中央区日本橋に本社を構え、宇宙ビジネスの中心地であるこの地域のメリットを活かしています。様々なプレイヤーとの交流や共創に有利な地域であり、さらに交通の便が良いことから、パートナーとのコミュニケーションが容易となり、また海外からのパートナーに対する訪問もスムーズに行えます。
今後の展望について畑田氏は、「日本列島を丸ごと宇宙港にするぞ」という意気込みを示し、一緒に考えてくれるメンバーを募集しています。次世代型宇宙港の構想に向け、既にワーキンググループが始まっています。
関連リンク
情報配信元 東京都企業立地相談センターホームページ:https://ilsc.tokyo/東京都企業立地相談センターとは: https://ilsc.tokyo/voice/045.html