先端自動運転研究で総務省支援が決定!ハイパーデジタルツイン社、安全な歩道通行者向け自動運転サービス展開に向けて一歩前進

スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業に採択されたハイパーデジタルツイン社が、精緻な自動運転技術の研究を推進。

概要

会社名:株式会社ハイパーデジタルツイン
公式サイト:https://www.hyper-digitaltwins.com/
総務省ICTスタートアップリーグHP:https://ict.startupleague.go.jp/
2024年度『ICTスタートアップリーグ』採択者情報:https://ict.startupleague.go.jp/news/20240708/

自動運転技術の新たな可能性

ハイパーデジタルツイン社では、効率的かつ安全な自動運転実現に向けて、複数のLiDARセンサーを統合し、デジタルツイン技術を活用。死角のないセンシングを可能にし、リアルタイムでリスクを判断する新システムを開発しています。京都リサーチパークやさいたま新都心駅での実証実験も既に成功。歩道通行者向けの自動運転サービスの実現を2025年までに目指しています。

課題解決に向けて

現代社会では、脱炭素社会の実現やラストワンマイルの移動課題解決に、マイクロモビリティの重要性が増しています。しかし、マイクロモビリティ導入には、死角が生じやすく安全性確保が難しい、及び多数のセンサー搭載によるコスト増加が課題として存在します。ハイパーデジタルツイン社は、これらの課題解決の方法として、インフラ側にセンサーと自動運転機能を設置し、リアルタイムデータ統合・分析を行う新アプローチを採用しています。

展望

将来的には、複数のモビリティや人をトラッキングし、安全空間とリスク空間を判明し最適なルートを作成することで、弊社は自動運転のスムーズかつ安全な展開を目指しています。現在の通信および処理の遅延課題を改善し、2025年までに歩道通行者向け自動運転サービスを視野に入れた活動を進めています。さらに、高速回線を有する回線事業者との連携を強化し、デジタルツインデータを活用した自動運転技術の社会実装を促進します。

株式会社ハイパーデジタルツインについて

ハイパーデジタルツイン社は、2022年に芝浦工業大学工学部・新熊亮一教授によって設立され、2023年には芝浦工業大学発の認定ベンチャーとなりました。デジタルツインを活用して、安全で豊かな未来を創造するミッションを掲げています。

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