東京工芸大学、生理用ナプキンの無料提供サービスOiTrをキャンパス内導入

東京工芸大学が、7月30日から生理用ナプキン無料提供サービス「OiTr」を厚木キャンパス及び中野キャンパス内の女性用トイレに導入しました。

概要

提供サービス:OiTr(オイテル)
導入日:7月30日
導入キャンパス:厚木キャンパス(女性トイレ3個室)、中野キャンパス(女性トイレ11個室)
提供枚数:女子学生1人あたり、上限7枚/25日間(年間102枚)
導入目的:生理に伴う心身、経済的な負担を軽減
オイテル株式会社公式サイトURL: https://www.oitr.jp/
東京工芸大学公式サイトURL: https://www.t-kougei.ac.jp/

サービス目的とその背景

この無料提供サービスは、生理に伴う心身や経済的な負担を軽減する目的で導入されました。特にコロナ禍以降の物価上昇や経済的な理由により生理用品が買えない「生理の貧困」が社会問題となっている現状を受け、本サービスの導入に至ったとのことです。

提供会社の思いとサービス展開状況

このサービスを提供しているのはオイテル株式会社で、同社は「トイレットペーパー同様にトイレに生理用品が常備される社会」の創出を目指しています。それは、生理のある人たちのさまざまな負担を軽減し、QOLの向上につながるとともに、ジェンダーギャップという社会課題の不均衡の是正に寄与するという考えからです。オイテルは全国27都道府県243ヵ所の商業施設・オフィス・学校・公共施設などで導入されているとのことです。

まとめ

東京工芸大学は、今回の「OiTr」導入を通じて、学生たちが安心して学べる環境整備を図っています。社会問題に直面する学生たちに対し、このような支援を通じて対応していくことで、学生の心身の負担軽減に適切に対応する姿勢を見せています。東京工芸大学の更なる取り組みに注目が集まります。

関連記事