軽度認知障害の早期診断を目指すWEB問診システム「メルプ」- JMDCとHERO innovationが共同開発

WEB問診システム「メルプ」が、軽度認知障害(MCI)の早期診断と専門医紹介のための新たな可能性を開拓します。

概要

メイン主体:待安でブWEB問診システム「メルプ」
展開配色:軽度認知障害(MCI)の早期診断と専門医紹介
主導企業:エーザイ株式会社、株式会社JMDC、株式会社HERO innovation
詳細URL:詳細情報は各企業の公式ウェブサイトをご参照ください。
エーザイ: https://www.eisai.co.jp
JMDC: https://www.jmdc.co.jp/
HERO innovation: https://hero-innovation.com/

軽度認知障害(MCI) - 重要性と課題

MCIは、認知機能の一部に低下が見られるものの日常生活には大きな支障がなく、認知症までは進行していない状態を指します。しかし、本人や家族が違和感を持ち受診した時には、すでに回復が困難な段階まで認知症が進行しているケースが多く、MCIの早期発見・診断・専門医への紹介が社会課題となっています。

WEB問診システム「メルプ」による解決提案

現代の医療ではITの活用が進んでいますが、これをMCIの問題解決にも役立てるために、エーザイ、JMDC、HEROの3社が協力してWEB問診システム「メルプ」を開発しました。この「メルプ」は、医師の適切な症状把握を助け、患者の正確な症状伝達を支援し、症状別の対応や、電子カルテへの問診結果の転送を瞬時に行えるため、院内の業務効率化や医療の質向上に実利のあるプロダクトとして評価されています。

まとめ:理想の医療の実現へ

今回の共同プロジェクトは、WEB問診システム「メルプ」を通して、軽度認知障害(MCI)の早期診断と専門医への紹介を現実のものにすることを目指しています。患者が持つ自覚症状や日常生活の状況をデータとして抽出・分析し、これを元に専門的な治療につなげるという取り組みは、認知症の発症を遅らせる、または認知機能を回復させる可能性を開くものと期待されます。

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