概要
改定されたガイドライン
・「損害保険会社からの出向者派遣に係るガイドライン」
・「損害保険会社に係る個人情報保護指針」
・「損害保険会社における個人情報保護に関する安全管理措置等についての実務指針」
・「政策保有株式に係るガイドライン」
詳細URL:
https://www.sonpo.or.jp/news/release/2025/g34l0i0000007g58-att/250430_01.pdfガイドラインと指針の改定内容
出向者派遣に関するガイドラインでは、出向の適切性を担保するための留意点が追記され、出向を行うかどうかの判断基準が明示されました。また、個人情報保護に関しては、情報漏洩の防止策と顧客情報の管理体制に関する明確化がなされています。政策保有株式ガイドラインでは、早期の株式縮小をガイドラインで明確化しています。これらの改定は、顧客の権利保護を強化することを目指しています。
今後の取り組みと参考資料
日本損害保険協会は、各ガイドラインと指針の運用状況を定期的にチェックし、必要に応じて見直しを行うとのことです。また、今回の改定背景となる金融庁の情報等を含め、各種関連資料のリンクが公開されています。関連リンク:
https://www.fsa.go.jp/news/r5/singi/20240625.html, https://www.fsa.go.jp/news/r6/hoken/20250324/20250324.html, https://www.ppc.go.jp/news/press/2025/250430_02/, https://www.sonpo.or.jp/news/release/2025/g34l0i0000007g58-att/250430_01.pdf, https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/ins.pdfまとめ
日本損害保険協会は、損害保険会社の情報漏洩防止と出向者派遣適切性に向けて各種ガイドラインと指針を改定しました。これにより、顧客本位の業務運営が一段と進められることが期待されます。日本損害保険協会は、今後も定期的な運用見直しを行い、ガイドラインの有効性を確認するとしています。