
トライベック・ブランド戦略研究所が発表した「BtoBサイト調査2026」によると、BtoBサイトスコアランキングで三菱電機(FA)が4年連続で1位を獲得しました。また、AI検索が情報収集手段として定着しつつあることも明らかになりました。
概要
トライベック株式会社の調査・分析機関であるトライベック・ブランド戦略研究所は、BtoBサイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査2026」の結果を発表しました。本調査は、有力企業196サイトを対象に、BtoBターゲットユーザーへのインターネットアンケートにより実施されました。
BtoBサイトスコアランキング(総合):
三菱電機(FA)が56.6%で4年連続1位
※BtoBサイトスコアは「アクセス率×ニーズ充足率」で算出
ニーズ充足率ランキング(総合):
キヤノン(法人のお客さま)がトップ
AI検索の利用実態:
全体で約65%、情報システム分野では約80%が利用
調査時期:2026年4月10日~4月27日
調査方法:インターネットを通じたアンケート調査
有効回答数:7,700人
調査対象サイト数:196サイト
詳細URL:https://brand.tribeck.jp/research_service/websitevalue/bb/bb2026/
三菱電機(FA)が4年連続トップ、FA分野が上位を占める
BtoBサイトのビジネス貢献度を測る指標であるBtoBサイトスコアにおいて、三菱電機(FA)が56.6%で4年連続の首位となりました。このスコアは、ターゲットユーザーのうちサイトにアクセスし、かつニーズを充足した人の割合を示しています。ランキングでは、オムロン(制御機器)が2位、キーエンスが3位と、例年通りFA(ファクトリーオートメーション)分野の企業が上位に並びました。
キヤノン(法人のお客さま)がニーズ充足率で1位、AI活用への情報発信が評価される
ニーズ充足率、すなわちサイト訪問者のニーズがどれだけ満たされたかを示す指標では、キヤノン(法人のお客さま)がトップとなりました。ドキュメントソリューション分野では、リコー、富士フイルム(ビジネスのお客さま)、セイコーエプソンなども順位を上げ、分野全体として上昇傾向が見られました。これは、人手不足や働き方改革が進む中で、OCRなどAIを活用したデジタルトランスフォーメーションへのニーズが高まっていることに対し、各社が具体的な活用イメージや導入効果を分かりやすく提示していることが評価されたと考えられます。また、情報システム分野でも、BIPROGYや富士通などが順位を上げ、AI関連サービス・ソリューションに関する情報発信が評価された可能性があります。
BtoB領域でもAI検索が情報収集手段として定着
本調査では、BtoB領域における製品・サービスの情報収集手段として「AI検索」の利用実態も調査されました。その結果、全体で約65%、特に情報システム分野では80%近くのユーザーが既にAI検索を利用していることが判明しました。これは、AIの活用が一般化していることを示唆しており、今後は検索性、構造化、信頼性の向上が競争優位性を左右する要因になると予想されます。また、AI検索は、製品そのものだけでなく、課題軸からの情報探索や、取引経験が少ない分野での企業選定フェーズにおいても有効なツールとして機能している可能性が示唆されました。
まとめ
「BtoBサイト調査2026」の結果、三菱電機(FA)がBtoBサイトスコアで4年連続1位を獲得し、FA分野の強さが際立ちました。また、キヤノン(法人のお客さま)がニーズ充足率でトップとなり、AI活用への積極的な情報発信が評価されました。さらに、BtoB領域における情報収集手段としてAI検索の利用が定着しつつあることが明らかになり、今後のデジタルマーケティング戦略においてAIへの対応が重要となることが示唆されました。