辻・山中財団、2025年度の寄付実績と設立5周年の目的報告

一般財団法人 辻・山中財団は、保有する株式会社G-Placeの株式配当を財源とした2025年度の寄付実績と、設立5周年を迎えたことを機に、改めて設立目的について報告しました。

概要

一般財団法人 辻・山中財団は、保有する株式会社G-Placeの株式配当を財源に、2025年度に行った寄付の実績と、設立5周年を迎えたことによる設立目的を報告しました。

寄付実績:
・特定非営利活動法人 日本子どもと伝承遊び学会:シンポジウムへの協賛
・松竹株式会社(南座):歌舞伎鑑賞教室への協賛
・一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム:高校生の地域留学制度運営活動への支援
・世界芸術者平和協会:中東和平活動への賛助

寄付の目的:
企業の収益を社会へ還元すること。保有する事業会社が得た収益の一部(株式配当)を社会に還元する仕組みとして設立。

設立趣旨:
「働く人の尊厳を守る」ことを定款に明記。社会にとって有益な事業を創造し、そこで働く全ての人が経済的・精神的やりがいを得られる組織運営を目指す。

寄付選定基準:
マニュアルや細かな基準は設けず、「必要か」という本質を重視。現在は「教育」と「目の前の生活に困っている人」の分野に注力。

株式会社G-Placeについて:
1968年創業。全国自治体のごみ減量支援、高所安全対策製品、再生樹脂製品の販売、化粧品・雑貨類の企画販売、海外家電製品の輸入販売などを行う。「アイディアで未来をつくる、創造総合商社」を掲げる。

2025年度 寄付実績の詳細

一般財団法人 辻・山中財団は、2025年度に以下の団体への寄付を行いました。

特定非営利活動法人 日本子どもと伝承遊び学会
「しぜん・こども・あそび」をテーマとしたシンポジウムへの協賛。子どもの伝承遊びの継承と、豊かな心を育てる活動への支援に充てられます。

松竹株式会社(南座)
京都市内の小・中学生を無料招待する「歌舞伎鑑賞教室」への協賛。伝統文化継承と、子どもの豊かな人間性の育成を目的とした教育事業への支援に充てられます。

一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム
高校生の地域留学制度の運営活動と、教育の質の向上につながる活動への支援に充てられます。

世界芸術者平和協会
中東和平活動への賛助。パレスチナ・イスラエル両民族が共に学ぶ学校への支援活動に充てられます。

「辻・山中財団」の設立目的と事業の仕組み

当財団は、事業会社である株式会社G-Placeの株式を100%保有し、その株式配当を主な財源として、社会課題の解決に資する活動への寄付を行っています。財団設立の根幹には、「企業の収益を社会へ還元すること」という理念があります。企業オーナーが社会的責任を認識し、収益を健全な形で社会に循環させることを目指しています。

さらに、定款には「働く人の尊厳を守る」ことも明記されています。保有する事業会社は、社会にとって有益な事業を創造し、そこで働く全ての人が個々の可能性を見出し、経済的・精神的なやりがいを得られる組織でなければならないとしています。また、事業運営においては、多様性を認め、個々の人格や尊厳が守られる方法で行われるべきであるとの考えを示しています。

形骸化を打破する寄付選定と「富の集中」への対抗

当財団は、寄付対象を選定する際に、マニュアルや細かな基準を設けていません。これは、ルールが形骸化し、「基準に合っているか」が重視されることで、「本当に必要か」という本質が見失われることを避けるためです。定款にはいくつかの寄付先候補分野が記載されていますが、これまでの活動実績から、現在は「教育」と、様々な理由で「目の前の生活に困っている人」という二つの分野に特に注力し、国内外を問わず寄付を行っています。

現代の資本主義社会における富の集中と格差拡大、それに伴う貧困や人権侵害などの問題に対し、当財団は、企業オーナーが自身の得た収益を活用して社会全体でより良い未来を創っていくことが社会的責任であると考えています。そして、その責任を果たす新たな企業経営の形を示し、意味のある収益還元方法を模索し、実行し続けることで、行き過ぎた資本主義を是正する一助となることを目指しています。

株式会社G-Placeの歩みと事業領域

株式会社G-Placeは、1968年に「日本グリーンパックス」として事業を開始し、2019年5月、創業50周年を機に現在の社名に変更しました。「アイディアで未来をつくる、創造総合商社」を企業理念に掲げ、多岐にわたる分野で独自性のある商品やサービスを提供しています。創業以来、全国自治体のごみ減量支援事業を主軸としつつ、高所安全対策製品や再生樹脂製品の販売、天然成分由来の化粧品や雑貨類の企画・販売、海外家電製品の輸入販売なども手掛けています。海外にも拠点を持ち、積極的に事業を展開しています。

2020年からは、当社の株式の100%を一般財団法人 辻・山中財団が保有する体制に移行しており、当社の収益の一部は配当金として財団に支払われ、その後、社会的に意義のある事業への寄付へと繋がる仕組みとなっています。

まとめ

一般財団法人 辻・山中財団は、株式会社G-Placeの株式配当を財源とした2025年度の寄付実績を報告するとともに、設立5周年を機に、企業の収益を社会へ還元し、働く人の尊厳を守るという設立目的を改めて表明しました。寄付は「教育」と「生活困窮者支援」に注力し、形骸化しない本質的な社会貢献を目指しています。

関連リンク

https://www.tsuji-yamanaka-zaidan.jp

https://g-place.co.jp

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