
東栄新薬株式会社が、富山大学や至学館大学との共同研究により、露地栽培アガリクスKA21株が健康寿命の延伸や卵巣機能の維持に寄与する可能性を明らかにしました。
研究の概要
東栄新薬株式会社(所在地:東京都三鷹市、代表取締役:元井 章智)は、富山大学和漢医薬学総合研究所、至学館大学健康科学研究所らとの共同研究成果として、露地栽培アガリクスKA21株の摂取による抗老化作用について、2026年6月14日に第76回日本東洋医学会学術総会にて発表しました。本研究では、同菌株が健康寿命の延伸や生殖機能の維持に寄与する可能性が示され、関連する特許出願も行われています。
発表学会:第76回日本東洋医学会
演題名:露地栽培 Agaricus brasiliensis KA21による抗老化作用の検討
演題番号:P-072
特許出願:卵巣機能改善組成物およびこれを含む医薬、飲食品および飼料(特願2024-147585)
※本研究結果はすべてのアガリクスに当てはまるものではなく、KA21株について得られた研究成果です。
※露地栽培アガリクスKA21株と一般的なハウス栽培アガリクスを比較した結果、健康寿命延伸作用は露地栽培品で認められました。
健康寿命と卵巣機能への影響
研究グループは、老化研究のモデルとして広く利用されるショウジョウバエを用い、露地栽培アガリクスKA21株を35日間摂取させた際の寿命や活動性、酸化ストレスへの抵抗力を評価しました。その結果、平均寿命の有意な延伸に加え、加齢に伴う活動性低下の抑制や、酸化ストレスに対する耐性の向上が確認されました。
また、生殖機能に関する検討では、加齢による卵巣サイズおよび産卵数の低下が抑制されることが判明しました。詳細な解析により、摂取した老齢個体の卵巣が若齢個体に近い状態を維持していることも明らかとなり、健康寿命のみならず生殖機能の維持にも関与する可能性が示唆されました。
露地栽培による機能性の違い
アガリクスは菌株や栽培環境によって機能性が異なります。露地栽培アガリクスKA21株は、一般的なハウス栽培品と比較して大型に生育し、β-グルカンやビタミンDを豊富に含むほか、抗酸化活性が5倍以上高いことが報告されています。今回の研究でも、同じKA21株でありながら栽培環境によって健康寿命延伸作用に差が出る可能性が確認され、栽培環境の重要性が改めて示されました。今後はヒトを対象とした研究を進め、更年期世代の健康維持や妊活サポートなどへの応用を目指す方針です。
まとめ
東栄新薬株式会社は、露地栽培アガリクスKA21株のメーカーとして、今後も大学や医療機関との共同研究を通じて科学的根拠の蓄積に取り組んでまいります。
関連リンク
https://www.atpress.ne.jp/news/409266
https://www.atpress.ne.jp/news/365676
https://www.atpress.ne.jp/news/575710
https://www.atpress.ne.jp/news/384459