
ROY株式会社は、2026年6月に全国から寄せられた戸建て住宅に関する約800件の相談データを集計し、台風や大雨の後に見落としやすい住宅の損傷ポイントを明らかにしました。
2026年6月の相談動向と調査概要
一級建築士事務所・ROY株式会社(代表取締役:大石 竜次)は、6月に同社へ寄せられた戸建て住宅に関するお問い合わせを独自に集計しました。台風時期前後の短期間に約800件の相談が集まり、地域別では関東が301件、関西が272件となり、関東・関西で全体の約7割を占めています。※本集計はお問い合わせ内容をもとにした自社調査であり、実際の被害確定件数とは異なる場合があります。
調査概要:
調査対象:2026年6月にROY株式会社へ寄せられた戸建て住宅に関するお問い合わせ
対象エリア:全国
集計件数:約800件
集計方法:自社問い合わせデータをもとに集計
相談内容にみる住宅の損傷リスク
寄せられた相談では、屋根材や棟板金の浮き、雨漏り、雨樋の破損、外壁のひび割れ、外構設備の破損など、地上から確認しにくい箇所に関する内容が目立ちました。見た目に大きな異常がなくても、強風や大雨の影響で固定部分に緩みやズレが生じている可能性があります。初期段階の損傷を放置すると、次回の降雨や強風で雨漏りや建物内部の腐食が進行するおそれがあります。
台風・大雨後に地上から確認すべき5つのポイント
ROY株式会社では、屋根へ上るなどの危険を避け、まずは地上から以下の点を確認することを推奨しています。
・屋根材のズレや落下(敷地内や庭まわりを確認)
・雨樋の外れ(軒先や外壁沿い、集水器まわりを確認)
・外壁の新しいひび割れ(窓まわりや目地部分を確認)
・天井や軒天の雨染み(室内やベランダ下を確認)
・カーポートやフェンスの破損(駐車場や敷地境界まわりを確認)
※異常が見つかった場合や高所の状態が判断できない場合は、転落や二次被害を避けるため、無理に確認せず専門家へ相談してください。
まとめ
台風や大雨の後は、外見上の異常がなくても見えない部分で初期損傷が進んでいる場合があります。ROY株式会社は、現場で得られた知見をもとに今後も住宅防災に役立つ情報を発信し、住まいを長く守るための安全な住まいづくりに貢献していく方針です。