
加計学園と交流協定を結ぶ米国とブラジルの4大学から訪日した研修団が、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協代表理事の田中聰司さんから被爆体験と核兵器廃絶への思いを学びました。
平和研修団による広島での学び
加計学園の教育交流協定に基づき、米国とブラジルの4大学から学生と教員計20人が来日し、広島市内で平和学習を行いました。本研修は1980年代初頭から続く取り組みで、岡山理科大学や倉敷芸術科学大学などの訪問に加え、広島での被爆体験講話を通じて平和への理解を深めることを目的としています。
研修日程:6月25日〜7月10日の16日間
参加大学(米国):州立ライト大学、私立フィンドリー大学
参加大学(ブラジル):パラナ連邦大学、パラナ・カトリカ大学
被爆者の経験と核なき世界への願い
講演を行った田中聰司さんは、1歳5カ月の時に被爆した自身の体験を語り、被爆の被害が現在も2世や3世へと続いている現状を伝えました。田中さんは「広島は昔話ではない」と訴え、核兵器禁止条約の重要性や、核軍縮に向けた国際的な活動の必要性を強調しました。
学生たちはこの講演を通じ、戦争が個人の人生に与える影響の大きさを実感し、平和の尊さを世界に伝えていこうと決意を新たにしました。なお、本研修団の学生・教員は、岡山理科大学をはじめとする加計学園の設置校での交流も行っています。
まとめ
米国とブラジルの学生たちは、田中聰司さんの講話を通じて核兵器廃絶の重要性を深く学びました。被爆者の体験を次世代へ継承し、世界へ平和のメッセージを広げる貴重な機会となりました。