
「e-まちカルテ」は、芝浦工業大学と天晴データネット、工藤が共同開発した、自治体の橋梁・道路点検業務を支援するクラウドサービスです。
サービス概要
本サービスは、大学の研究成果を社会実装へつなげるオープンイノベーションにより開発されました。災害時の緊急点検と定期点検の両方に対応し、点検業務の負担軽減とデジタル化を推進します。
サービス提供開始日:2026年9月1日
橋梁・道路点検の現状と課題
国土交通省のデータによると、建設後50年以上経過する道路橋の割合は2040年には約75%に達する見込みです。地方公共団体が管理する橋梁では修繕等の措置完了率が32%にとどまっており、限られた人員で効率的に点検を行う体制づくりが急務となっています。
研究室発の技術と社会実装
芝浦工業大学工学部の勝木太教授(コンクリート構造研究室)らが開発した「橋梁の緊急点検システム」を基盤とし、天晴データネットのシステム開発力と工藤の連携リソースを活用してブラッシュアップを行いました。デザイン工学部の橋田規子教授(エモーショナルデザイン研究室)の指導のもと、学生がサービスロゴとキャラクター「マチ・ミーアくん」を制作しています。
主な機能と今後の展望
タブレット端末等から音声入力を含む点検結果の登録が可能で、クラウド上での履歴管理やマップ上での一括確認ができます。現場で記録を完結させることで、事務所での転記作業を削減します。2026年4月より福井県内の自治体で先行導入されており、今後はアジャイル方式で機能を追加しながら、全国の自治体へ展開し効果検証を進める予定です。
関連リンク
https://www.shibaura-it.ac.jp/
https://www.tenseidatanet.co.jp/
まとめ
芝浦工業大学の研究成果と企業の技術を融合させた「e-まちカルテ」が、自治体のインフラ点検におけるDXを支援します。