
点検写真から変状の検知・定量化を行い、調書用の所見文までをAIが自動作成する新技術が、北海道大学大学院情報科学研究院との共同開発により誕生しました。
AIによる点検調書作成の効率化
ベイシスコンサルティングは、現場で撮影した写真から変状を検知・定量化し、調書に記載する所見文を自動生成するAI技術を開発しました。この技術は、スマートフォンで撮影するだけで正確な状況把握が可能な点検支援サービス「サポ楽」の一環として展開されます。生成された所見は、そのまま調書へ転記可能な形式で出力され、維持管理システムとの連携も可能です。
本技術は、内閣府のSBIR制度に基づき国土交通省に採択された「中小企業イノベーション創出推進事業」として開発されました。点検から調書作成までを一貫して行うサービス「サポ楽」では、業務量が最大で約8割削減された事例もあり、自治体の技術職員不足や点検後の事務作業負担という課題解決を目指します。なお、本技術はNETIS登録(KT-230225-AJ)および点検支援技術性能カタログ(BR010084-V0025)に登録されています。
土研新技術ショーケースでの実機公開
2026年9月8日(火)に一橋講堂で開催される「土研新技術ショーケース2026 in 東京」において、本技術を初めて公開します。会場ではPCとiPhoneの実機を用い、画像診断所見生成AIの処理フローや操作性を体験可能です。
イベント概要:土研新技術ショーケース2026 in 東京
日時:2026年9月8日(火) 10:00〜16:00(展示会場 9:30〜14:40)
会場:一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2階)
参加費:無料
申込締切:2026年9月3日(木) 17:00 ※申込状況により早めに締め切られる場合があります。
形式:会場開催およびWEBライブ配信(Zoomウェビナー)
CPDS:全国土木施工管理技士会連合会 プログラム番号1095397 2ユニット ※CPDSは会場参加のみ
なお、2026年度よりモニタリング販売および試行提供が開始されます。
まとめ
ベイシスコンサルティングは、AIを活用した点検調書の自動作成技術を通じて、インフラ管理者の事務負担を軽減し、地域の資産となるデータの蓄積を支援します。
関連リンク
https://www.pwri.go.jp/jpn/about/pr/event/2026/0908/showcase.html
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScbU0DPvN9Lj5oH78QS2xcGxannfWN5jCeLJ_IAh0gVKGNQsA/viewform