治験業務支援システム「TidyMed」が治験効率化を実証

治験業務支援システム「TidyMed」は、電子カルテとの連携による電子ワークシートおよびeSourceの活用で、治験業務の効率化を実数値をもって立証しました。

治験業務支援システム「TidyMed」による業務効率化

JMDCの子会社であるリアルワールドデータと倉敷中央病院は、治験・臨床研究のデータ収集効率化を目指し「TidyMed」を導入しました。実際の治験業務において、紙ベースの運用と電子ワークシート(eWS)による運用を比較し、その成果を定量的に検証しています。※本データは物理的にあり得ない入力ミスやダミーデータ等の外れ値を厳密に除外し、実態を正確に反映した検証結果です。

実治験における評価結果

検証では、作業効率および書類の処理スピードという軸で評価を行いました。主な結果は以下の通りです。
併用薬記入の効率化:1セルあたりの記入時間は紙の2.79分から0.90分へと約1/3に短縮。
処理能力の向上:1時間あたりの処理能力が約1.3倍に向上。
署名プロセスの迅速化:医師の署名待ち時間の中央値が1.8日から0.7日へと半分以下に短縮。
※署名完了までの「平均時間」は、数週間を要した少数の極端な遅延ケースに影響されやすく、紙WS・eWSともに約2.4日と差が出にくいため、実態をより正確に反映する「中央値」および「期限内完了割合」を用いて評価しています。

現場にもたらされた体験的価値

数値上の改善に加え、医療現場では定性的なメリットも高く評価されています。治験コーディネーター(CRC)は移動や書類管理から解放され、本来の試験業務に集中できる環境が整いました。また、医師は診療の合間や自身の都合の良いタイミングで承認が可能となり、外部の治験モニターからはデータ視認性の高さや監査証跡の明確さが評価されています。

まとめ

TidyMedを活用したeWSおよびeSourceの利用により、治験現場における書類の滞留解消と業務効率化が実証されました。今後も得られた知見を機能改善に活かし、臨床研究DXの社会実装を推進します。

関連リンク

https://www.jmdc.co.jp/

https://rwdata.co.jp/

https://www.kchnet.or.jp/

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