
bellSalesAIは、法人向け回線サービスやクラウド・システム構築を手がけるTOKAIコミュニケーションズの法人営業本部にて、商談記録の効率化とデータ活用を目的として本格運用が開始されました。
導入の背景と目的
TOKAIコミュニケーションズでは、これまでSalesforceへの日報入力を行っていましたが、内容は一言メモ程度にとどまり、商談の詳細が十分に記録されないことが課題となっていました。営業マネージャーが商談内容を把握するために担当者へ個別確認を行う必要があったほか、AI活用に必要な構造化データが蓄積されない状況が続いていました。そこで同社は、営業活動の高度化と効率化を目指し、商談情報を自動で構造化してSalesforceへ連携できるbellSalesAIの導入を決定しました。
導入の経緯と検証
導入にあたっては、お客さまへの配慮として録音やAI活用に関する運用ルールを整備しました。また、実務での有効性を判断するため、営業部門の約40名規模でPoC(概念実証)を実施しました。この検証では、組織としての導入価値やハルシネーション(誤生成)の発生率、お客さまの受容性を定量的に評価し、本導入へと至りました。※2026年9月中旬の本稼働開始から間もないため、本番環境における導入効果は現在測定中です。
期待される効果と今後の展望
導入初期の成果として、積極的に活用しているユーザーではSalesforceへの活動内容入力文字数が導入前と比較して約8.08倍に増加しています。今後は、約145名におよぶ法人営業本部の全社員への定着を図るとともに、蓄積された商談データを活用したナレッジ共有や、新人・若手社員の育成、さらにはデータに基づく営業活動の高度化を目指す方針です。