
北区河川生物生息調査が、北区釣魚連合会の協力のもと区内4河川で実施され、多様な魚類の生息状況が確認されました。
河川環境の継続的な調査
北区では、河川の魚類生息状況を把握し、環境や水質を調査する目的で昭和59年から毎年『北区河川生物生息調査』を行っており、今年で43回目を数えます。区民と協力して生物調査を継続的に取り組む例は23区でも珍しい活動です。令和8年9月24日、10月7日、13日の3回にわたり、荒川、隅田川、新河岸川、石神井川の4河川を対象に調査が実施されました。
調査結果と今後の報告
北区釣魚連合会の会員20名の協力を得て、船上からの投網や10地点での釣りにより捕獲された魚は、アブラハヤ、カダヤシ、ドジョウなど計17種類163尾でした。その場で魚種や大きさを測定し、特定外来種や分析用個体を除いて現場で放流しています。捕獲された魚の中で最大だったのは投網で採れたコイで、全長82.8cmでした。なお、今年の調査は夏から秋にかけての台風による複数回の出水の影響を受け、種類や数が少なかったと報告されています。今後は捕獲した魚の可食部における総水銀やPCB含有量の汚染状況を分析し、調査結果を令和9年3月に『北区河川生物生息調査報告書』としてまとめる予定です。
まとめ
北区は長年続けてきた河川生物生息調査を通じて、地域の水環境の現状を継続的に監視しています。分析結果を含む報告書は、今後の河川環境保護に向けた重要な資料となります。