
卵白由来機能性素材「Runpep®」が、継続的な摂取により一時的に自覚する顔のむくみ感を有意に軽減することが、ファーマフーズのヒト臨床試験で明らかになりました。
Runpep®による顔のむくみ感軽減のメカニズム
ファーマフーズは、独自素材「Runpep®(卵白加水分解ペプチド)」の新たな機能性として、顔のむくみ感の軽減を確認しました。本成果は国際学術誌「Journal of Food Bioactives」に掲載されています。これまでRunpep®は、血管内での一酸化窒素(NO)産生を促進し、血管を広げて血流をスムーズにする作用が確認されていました。今回、この血流改善メカニズムが顔のむくみケアにも貢献することが示唆されました。
臨床試験の実施概要
日常的に顔のむくみを自覚する健常な日本人成人男女76名を対象に、ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー比較試験を実施しました。参加者を2群に分け、Runpep®250 mgを含有するタブレットまたはプラセボ食品を1日2粒、就寝前に1週間摂取してもらう比較を行いました。
試験の結果、Runpep®含有タブレット摂取1週間後の朝において、プラセボ摂取時と比較して顔のむくみ感が有意に軽減されました(VASスコア:Runpep®含有タブレット摂取時54.8 ± 2.6 mm vs プラセボ摂取時58.8 ± 2.6 mm (p=0.037))。なお、摂取期間を通して試験食品に由来する有害事象は報告されておらず、安全性にも問題がないことが確認されています。
※1:VAS(Visual Analogue Scale / 視覚的評価スケール):「痛みの強さ」や「むくみ感」など、数値化しにくい感覚的な症状を客観的に評価する測定方法です。10cmの直線上のどこに当てはまるかを直感的に指し示してもらうことで、感覚の変化を数値としてデータ化します。
※2:一酸化窒素(NO):体内で生成される成分で、血管を緩めて広げる働き(血管拡張作用)があります。血管が広がることで血流がスムーズになり、むくみの予防や冷えの改善に繋がります。
※3:ランダム化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー比較試験:研究の信頼性が非常に高い試験方法です。参加者をランダムに2組に分け、「本物の成分」と「見た目は同じ偽物(プラセボ)」の双方を期間をずらしてどちらも試してもらいます。参加者も試験を行う医師もどちらを飲んでいるか分からない状態で比較するため、先入観(思い込み効果)を完全に取り除いた正確な効果を検証できます。
※4:ウォッシュアウト期間:前の期間に摂取した成分が体の中から完全に抜けるまで設ける「お休み期間」のことです。前回の成分の影響を残さずに、次の試験を開始するために行います。
今後の展望
今回の成果により、Runpep®の応用可能性が血流ケアから美容・コンディショニング領域へと広がりました。ファーマフーズは今後、機能性表示食品をはじめとする幅広い製品分野への展開を推進し、むくみに悩む消費者のQOL向上とさらなる事業成長を目指します。
まとめ
ファーマフーズの卵白由来素材「Runpep®」が、ヒト臨床試験において顔のむくみ感を有意に軽減することが実証されました。今後はこの新たな機能性を活用し、美容関連食品などの市場展開を加速させていく方針です。
関連リンク
https://doi.org/10.26599/JFB.2026.95035458
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000056499.html