Coalition, Inc.×MS&ADグループ、“国内初”中小企業向けサイバーセキュリティ・ソリューションを共同開発

MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、MS&ADインターリスク総研株式会社と、Coalition, Inc.は、日本のSME向けのサイバーリスクを可視化するソリューションを共同開発することに合意しました。サイバーセキュリティ分野の米国インシュアテック(※2)企業と損害保険会社が提携し、SMEマーケット向けにソリューションを開発する取組は、国内初(※3)です。

共同開発の概要

Coalition, Inc.の技術を活用し、ハッキングに対する脆弱性など、企業のサイバーリスクを可視化する以下のソリューションを共同開発し、2023年度中のリリースを目指します。

(1) SMEを対象とした自社サイバーリスク診断サービスおよび定期モニタリングサービス
(2) 子会社や取引先等を経由した「サプライチェーン攻撃」に備える大企業向けサービス

開発するサービスの提供を通じて得られるデータは、MS&ADインターリスク総研内に構築するデータベースに蓄積します。蓄積されたデータを分析し、サイバーリスク実態に合ったソリューションやサイバー保険を提供することで、より安全な社会の実現に貢献します。

詳細URL: https://www.irric.co.jp/topics/press/2023/0106.php

Coalition, Inc.採択の経緯

・Coalition, Inc.は、最先端のサイバーリスク診断技術を有する米国SME向けサイバー保険販売のトップランナーです。
インターネット接続された世界中の端末機器(90億台以上)からペタバイト(※4)級のセキュリティ情報を収集・蓄積し、ビッグデータを生成しています。
このデータの分析により企業のリスク実態を低廉なコストで高精度に把握し、分析結果にもとづいたサイバーセキュリティ分野のソリューション提供やサイバー保険販売を実現しています。
・MS&ADインシュアランスグループは、Coalition, Inc.のサイバーリスク診断技術が日本にも適していることを実証実験を通して確認しています。

※1:Small and Medium Enterprises(中小企業)
※2:保険(Insurance)とテクノロジー(Technology)を掛け合わせた、デジタル技術を活用した保険ビジネスモデルの総称
※3:MS&ADインシュアランス グループ調べ
※4:情報量を表す単位の一つ。1ペタバイト=100万ギガバイト。

【お問合せについて】
https://www.irric.co.jp/contact/form/index.php
上記サイト内の「コンサルティングに関するお問い合わせ」から承ります。

関連記事