ワールドエッグス、縦読み漫画「Webtoon」への本格参入に向けた新会社『ワンダーウェーブ』を高知に設立

縦読み漫画「Webtoon(ウェブトゥーン)」への本格参入に向けた新会社・株式会社ワンダーウェーブを、2023年3月7日に設立しました。今回、株式会社ワールドエッグスが、IP(知的財産)事業を分社化。さらに、『高知アニメクリエイター聖地プロジェクト』の主旨に賛同し、拠点を高知市に定めております。

ウェブトゥーンへの本格参入、新会社を高知市に設立

ウェブトゥーンとは「web(ウェブ)」と「cartoon(漫画)」を掛け合わせた造語で、スマートフォンを縦にスクロール(上下に移動)して読むデジタルコミックです。
2004年に開始した韓国の電子版コミックサービス「NAVER WEBTOON(現LINE WEBTOON)」が発祥と言われており、市場規模は2028年に3.6兆円(2億5990万米ドル)になると予測されています(※1)。

さらに、電子書籍は右肩上がりで成長を続けており、2021年度の市場規模は対前年比で14.3%増加し5,510億円となり、2026年度には8,000億円に成長することが見込まれています(※2)。

ワールドエッグスでは2019年の創業以来、IP事業として「燈の守り人(あかりのもりびと)」、「ラトニアサーガ」、「BLUE HUNTER(ブルーハンター) 真夏と時のカイリュウ」を生み出し、マンガ、アニメ、音楽など多角的なコンテンツ展開にむけた施策を行なっています。
今回、満を持してウェブトゥーンへの本格参入の準備が整ったことから、新会社を高知市に設立いたしました。

高知県では2022年1月に高知信用金庫と高知県、高知市、南国市、須崎市が『高知アニメクリエイター聖地プロジェクト』の推進を目的とした提携協定を結びました。
官民連携によりアニメクリエイターの育成・発掘・交流を行い、高知ゆかりのアニメクリエイター人口の増加による「企業誘致」「雇用創出」「観光創出」の実現を目指しています。
高知県にアニメ関連産業を生み出し、若者世代の雇用を創出しようと試みる主旨に賛同し、高知から「原作」を生み出す市場に名乗りを上げることになりました。
高知発の世界最高峰のIPファームを目指してまいります。

展開コンテンツ

ウェブトゥーンの本質はスリリングかつサクサクと話が展開され、いつの間にかスクロールして次々と読みすすめられる魅力があります。
このウェブトゥーンならではの「魅力」に、日本の泣けて感動する「マンガ」のエッセンスを加味したクリエイティブを実現します。

■「燈の守り人」
灯台を擬人化したバトルファンタジー
誕生して約150 年の現在、役割が変化した灯台を観光・文化資源として活用し、保持することを目指す『燈の守り人』プロジェクト。
その歴史を知り興味をもってもらうためウェブトゥーンを基軸としたエンターテインメントを展開中。

■「ラトニアサーガ」
自社完全オリジナル作品としてコンテンツは実験的な試みも行う
惑星ラトニアで繰り広げられる「7つの呪石」を巡る、正統派ファンタジー。
国内大手配信アプリにてウェブトゥーン連載を控えているほか、音楽・映像コンテンツやフィギュア制作の販売なども展開。

■「BLUE HUNTER 真夏と時のカイリュウ」
女子高生たちの冒険を描く、海洋生物メディアプロジェクト
新種生物が200万種以上いると言われる、地球最後のフロンティア「海」の重要性や秘められている可能性を周知するためのエンターテインメント作品。

(※1) 出典:MarketResearch.com「Global Webtoons Market Size, Status and Forecast 2022-2028」より
(※2) 出典:インプレス総合研究所『電子書籍ビジネス調査報告書2022』


<株式会社ワンダーウェーブ>
https://www.wonder-wave.jp/

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