パシフィコ・エナジー、福岡県糸島市・北海道札幌市において電力市場向け系統用蓄電池の商業運転を6月に開始!

パシフィコ・エナジー株式会社は、福岡県糸島市、並びに北海道札幌市において開発した系統用蓄電所2件が2023年6月に商業運転を開始しましたことをお知らせいたします。

系統用蓄電所2件が商業運転を開始

本蓄電所は、電力市場取引を目的とした系統用蓄電池事業*としては、国内初の運転開始となります。
今後は電力市場にアクセスし供給力や調整力を電力市場に供出することで地域の系統の安定化に寄与いたします。
本蓄電所は、資源エネルギー庁が公募した「令和3年補正度再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池導入支援事業費補助金」において採択された事業です。

当社でこれまで開発・竣工を迎えた太陽光発電所は累計1,172MW(直流ベース)であり、これは国内で最大規模となります。
再生可能エネルギー開発のトップランナーである当社は、2021年に蓄電池事業の開発に着手し、約2年で2件の系統用蓄電所の商業運転を実現することが出来ました。

日本における再生可能エネルギーの主力電源化にとって、天候による再生可能エネルギーの発電量の変動の影響を最小限にすることを補う役割として、日本の電力システムへの系統用蓄電池設備の導入加速は欠かせません。
当社はネットワークを活かしながら培った系統用蓄電池設備の導入が先行している海外事例の知見・ノウハウ、並びに、再生可能エネルギーに関する豊富な実績・経験を活かして、再生可能エネルギー電源と蓄電所の相互補完による日本の再生可能エネルギーのグリッドパリティ実現、ひいては主力電源化を見据えた長期安定電源に向かってチャレンジを続けます。
また、地元に根差し地域と共存できる電源開発・運営、安全で、クリーンで、安価な再生可能エネルギーの普及に向けて引き続き邁進して参りたいと思います。

*既存の電源に併設されておらず、蓄電池の市場取引のみで商業的に成立する事業

案件概要

蓄電所名称 :パシフィコ・エナジー糸島蓄電所
所在地   :福岡県糸島市
出力    :約2MW(容量:約8MWh)
建設開始  :2022年9月
商業運転開始:2023年6月6日

蓄電所名称 :パシフィコ・エナジー 白石蓄電所
所在地   :北海道札幌市白石区
出力    :約2MW(容量:約8MWh)
建設開始  :2022年9月
商業運転開始:2023年6月13日


<パシフィコ・エナジー株式会社>
URL : https://www.pacificoenergy.jp
Note : https://note.com/pacificoenergy/

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