中・高校生向け分析機器体験実習「JAIMA サマーサイエンススクール2023」の実施内容を公開

一般社団法人日本分析機器工業会は、2023年7月26日に日本科学未来館で開催した中・高校生向け分析機器体験実習「JAIMA サマーサイエンススクール2023」の実施内容を公開します。

首都圏の中・高校生対象の「JAIMA サマーサイエンススクール」

参加した皆様に実際に分析機器を操作体験してもらうことで、様々な産業を支える基盤となっている分析機器および技術についての理解を深め、科学技術への関心を高めてもらうことを目的としたものです。
2011年5月に開催された「ICAS 2011 公開講座」をきっかけに、JAIMA技術委員会の企画として2012年より開催しています。
COVID-19影響下、2020年は開催中止、2021年はオンライン開催となり、参加校・人数も限定されたイベントになりましたが、2022年はCOVID-19対策を講じ、今年はほぼ従来と同じ形で日本科学未来館で現地開催となりました。

開催当日の様子

JAIMA会員から構成される技術委員会の各協力企業など14社により14機種の分析機器を稼働させ、今年は46名の参加があり、参加者を2-3名の小グループに分け、グループごとに1機種の装置を1時間ずつ、計3機種の装置の概要説明、操作体験実習を行いました。
実習は、参加者の皆様が主体的に考え、装置を自ら操作することに主眼を置いて進められ、対面実習で企業担当者と楽しそうに会話し、そして真剣に取り組む姿が印象的でした。
今年は3機種の装置実習に加え、45分間のフリータイムを設け、自由に各企業テーブルを訪問していただきました。
時間一杯まで企業担当者と参加生徒の質疑応答も見られ、非常に好評でした。

実施概要

日時  :2023年7月26日(水)12:10~17:30
場所  :日本科学未来館(7階 水星、金星、火星、土星、天王星、ロビー(1))
参加人数:46名

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