成城大学と麹町学園女子が高大連携協定の枠組みを拡大

麹町学園女子中学校高等学校は、2023年12月22日に成城大学文芸学部と高大連携に関する覚書を交わし、締結式をおこないました。

国を挙げて「高大接続改革」が進められる中、学力を測るテストなどの活用が必須に

AIの進化・普及やグローバル化、少子化に伴う生産年齢人口の減少などに直面する中、そのような社会に対応できる人材を育成しようと、国を挙げて「高大接続改革」が進められています。
例えば大学入試では、AO(アドミッションオフィス)入試が「総合型選抜」、推薦入試が「学校推薦型選抜」と改められ、いずれも学力を測るテストなどの活用が必須となっています。
また、各大学が行う個別試験では「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」からなる学力の3要素を総合的に評価することになっています。
以前の入試問題は「知識・技能」が中心でしたが、AIの進化・普及に伴う産業構造の変化等により、社会を生きる力として課題解決能力などが求められるようになったことが背景にあります。

成城大学文芸学部英文学科に毎年2名推薦!「高大連携指定校推薦」覚書概要

・「高大連携指定校推薦」として本学園は、成城大学文芸学部英文学科に毎年2名ずつ、一定の基準を満たした生徒を推薦できる。
・基準は以下の3点である。
(1)評定平均基準  (2)英語能力基準  (3)「みらい論文」の写しの提出
※「みらい論文」とは、高校1年次から2年次の2年間おこなう本学園オリジナルの取り組みである。
自分の興味・関心のある事柄について、文献調査・実態調査などを通じて分析・考察をし、最終的には1万字の論文に仕上げる。

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